淋しかった。
本当にそれだけでした。
子供達は2人とも高校生、手もかからなくなったのはいいとしても、ウザッとか、ヤバイ、メシ、しか言わない。
主人が居ても、生活をしていて何もあまり変わらなかったですけれど、とつの単身赴任で居なくなって、何かうちの中の空気が変わったっていうか穴が空いたっていうか、そんな気持ちになってたのには気づいていました。
エっちが
したかったわけではありません、だって主人が居てももう10年以上してなかったし、したいとかそんな気持ちにも全然なっていなかったのです。
ただ、主人の姿が見えないだけで、私の周りにまとわりつく空気がどんよりとしていて、無性に淋しい気持ちになって、日にちが経ってどんどん淋しさが増してきてました。
そんな気持ちに抵抗するように、スマホのゲームをしてたり調べものをしていたり、ペットのことを書いているブログを見るようになって、そのうちにあちこちの人が書いているブログを見るのが日課になってました。
時々変なサイトに入ってしまうこともあって、その中で目に止まって少しだけ興味を持ったのは、チャットでした。
世の中に色々と物騒なニュースが沢山あるので、怖い印象は持っていました。
何かそのチャットサイトの表示の周りには、変な広告とかエっちな言葉や写真や絵がいっぱいあったからです。
チャットに興味を持ってからもその広告が怖くて、敬遠してました。
そしたら、こことか、別のところとかを見つけて、読むようになってました。
私にも人並みよりは少ないと思いますけれど、性欲は残ってはいました。
今までも、何ヶ月に一度かは独りですることもありました。
ただ、今年になってからは、こう言うところを頻繁に見てしまうようになっていたり、独りですることも回数が増えてはいました。
そして何より淋しさを紛らわす時間にはなってました。
そのうちに周りにエっちな広告とか写真とかがあっても、あまり気にならなくなっていました。
そしてチャットサイトに入ってみました。
地域ごとに分かれていたから、遠いところの人にしてみました。
そしたら、楽しかったんです。
色々新鮮なお話しができて、男女問わず、お話しができて、私はアッという間に暇さえあればアクセスしてしまうようになっていました。
時には変な人、いやらしい人もいましたけれどほとんどは楽しくお話しができていました。
或る日、女子トークをしたくなって、そういうサイトに入りました。
書くのが遅い私に、電話で話しましょうって言われて言われるままに非通知にしてかけてみました。
歳も近くて、アッという間にうちとけて1時間以上も話してました。
その頃には、チャットで知り合った人達数人とメアドだけは交換してましたけれど、電話で話す人は、その人だけでした。
電話では本当に色々話しました。
話題が豊富な人だったのです。
子育ての話しだったり、不倫の話しだったり、恋愛の話だったり、離婚の経験もあったり、再婚とか、二度目の離婚とか、若い男性とのこととか、とにかくいろんな経験をしてました。
あたり前のように、頻繁に電話して話したりするようになっていて、あの日も、普通に電話をかけていました。
そしたら、何か様子が変で、声が上ずってたのがわかりました。
エっちの真っ最中で、聴いててと言われ最後まで聴いてしまいました。
その間には、喘ぐ彼女の声と、今何をしてるのかを教えてくれるように男性の詳細な言葉が聞こえていました。
その男性は、私にもあーしてこーしてと指示を出してました。
まるで、1人の男性に2人で犯されているみたいでした。
そんなことがその後も何回かありました。
ちょうどそのころ、他にチャットで知り合った男性4人とも、メールをやり取りしていて、電話でエっちしたいって言われてしてみた頃でした。
彼女が旅行で、私の住んでる近くに来ることになって、観光案内をすることになりました。
会うのは初めてですけれど、全然初めての感じがなくて、案内が始まりました。
そうしたら、もし嫌で無ければと前置きされて、実は彼が一緒に来ていてというのです。
案内した一箇所目にその男性は先回りしてました。
その後は観光案内をして歩いてから、やっぱりというか、そういう流れになってお酒が入ってから私は2人のしてるところの見学から、仲間に入れられてエっちをしてしまいました。
翌日には、他に3人の男性がいて、その人達が彼女に群がっているのを見せられて、その間に私は彼女の彼にされてました。
沢山の人達がいるところで見られながらエっちをされて、何もかも考えられなくなってから、いつの間にか私が3人の男性に群がられてしまいました。
その経験をしてからの私は、思ってたよりもものすごく簡単に浮気ってできちゃうこととか、罪悪感にも負けない、過去にはなかった気持ち良さとかを知ってしまいました。
2泊3日の観光案内で、それまでには絶対にあり得なかった、恥ずかしい格好で観光場所を歩いたり、歩きながらキスされたり、露わにされたり、外のちょっとした建物とか車の陰とかで立ったままエっちされたり、外でオシッコさせられたり、どんどん何でもさせられてできちゃったんです。
そんなことが私にもできちゃうなんて信じられなかった。
1ヶ月くらい後に、あんなことが本当に私にできちゃったなんてと思えないって思ってました。
そしたら、他のメル友の男性が出張でこちら方面に行くからということで、私は誘われるままに食事に行きました。
男性の目的は、分かってました、会ってしまえばそういうことになるとも思ってました。
そして私は簡単に会ってしまい、してきてしまいました。
思えばさみしさから逃げたかっただけ。
淋しさから逃げながら、気持ち良さとドキドキする感じをもてるのです。
いつの間にか、チャットで知り合って、メールをしばらくして、わざわざ会いに来てくれた人達とは、エっちするようになってました。
もう主人も触らなくなってる身体を求めてくれる人がいて、こんな私でよかったらって気持ちになってます。