俺は32才~36才までの約四年間、会社の関連子会社に、出向という形で、単身赴任生活でした。
その時はまだ俺も若く、当時29才だった妻と、3歳で可愛い盛りの娘と、離れて暮らさなきゃならないのが、辛かったです。
単身赴任を始めた当初、娘は俺がいないことに、ダダをこねて、妻をかなり困らせたみたいです。
俺が家に帰り、また赴任先に帰るとき、娘が泣いて
「パパ、いっちゃやだ~」
と泣かれると、言われるのが、ほんと、辛かったです。
単身赴任で辛いといえば、ヤッパリセックスもです。
マンション購入して、さぁ、第二子をと思っていた矢先の出向命令でした。
会社から給料と赴任手当て、月1の帰省手当てをもらってました。
下宿代と、光熱費は出向先が出してました。
会社の車は、業務外では使用禁止なのですが、出向先の社長がいい人で、帰省するとき、よく使わせてもらい、ガソリンも、出向先会社のカードを使わせてもらい、会社からもらう、帰省手当てを浮かせてもらい、娘のお土産を買ってました。
出向先から家まで、車で約四時間、最初は月1帰省して、娘と遊び、夜は妻と1ヶ月分を、寝る間を惜しんでやってました。
でも若かったから、最初は下宿で、オナニーで処理してましたが、段々我慢できなくなるんです。
ガソリンや車は、会社のやつ使っても、高速代は自分持ち、月1新幹線代の支給では、毎週帰るのは大変です。
でも土曜、仕事終えて、高速代がないとき、下を六時間ほどかけて、妻の元に帰りました。
家に着けば深夜で、妻に連絡入れて、起きててもらい、セックスしに帰ってました。
そして日曜夕方、また下を走って帰る、若いから出来たことです。
毎週ではなかったけど、月二回は帰りました。
単身赴任三年目、妻第二子懐妊。
息子誕生と共に、出向を解かれました。
出向が終わって六年たちますが、やりたくても出来ない、出向期間があったせいか、妻も俺も、倦怠期やマンネリとは、今のところ、無縁です。
妻も俺の出向期間中は、俺が向こうで浮気してないかとか、心配だったのと、言うこと聞かない娘に苦労してたそうです。
いてほしい時に、離れ離れになっていて、逆に今少し安心感からか、セックスをより堪能してる俺達夫婦です。
今、不況だから、単身赴任してる人、たくさんいるでしょうけど、乗り越えて頑張ってほしい、そう思ってやまないです。