単身赴任あれこれ

主人が単身赴任してもう３年目です。来年は帰ってくることになって
います。赴任して半年ほどのころ、私の住む町に単身赴任してきた
男性とメル友になりました。同じ年代の方です。主人の気持ちを
知りたくてメル友サイトで知り合いました。単身赴任の大変さを
いろいろ聞かされました。彼は、男性の立場で正直にいろいろ話し
てくれました。つらいのは、家事とそして、性のはけ口とのこと
でした。私には以前勤めていた会社の同僚の友人がいました。
友人のA子が主人のいる九州の町に出張があると聞かされました。
A子は家に何度も遊びに来ていて主人もよく知っていました。
３泊４日間の出張の予定でした。私は主人の様子を見て欲しいとお願い
したのです。２日目の夜A子から連絡がありました。これから
主人の住むマンションを尋ねるとの報告でした。私が友人を行かせた
ことは内緒でした。翌朝、友人から連絡があり昨日の様子を知らせ
てくれました。ちゃんとしているから大丈夫とのことでした。
それから１週間ほどして友人と会いました。でもそのときの
友人の様子に胸騒ぎを感じたのです。それから１月ほどして
私は主人のところへ１泊のスケジュールで出かけました。子供
がいるので仕方ありませんでした。その晩はつかの間の夫婦の
愛を確かめ合いました。翌日主人は仕事に出かけました。私は
お昼の飛行機まで少し時間がありました。何気なく主人のパソコン
を開きました。メールソフトを開いたのです。そして驚愕の事実を
知ったのです。A子からのメールでした。出張３日目の出来事と
後悔が綴ってありました。３日目の夕方もA子は主人を訪ねて
いたのです。手料理を作り、お酒を飲みそして、二人は・・・。
目の前が真っ暗でした。やっとのことで家に着いた私は、A子を
行かせたことを後悔しました。後の祭りでした。でも、主人と
A子を恨むことはできませんでした。メールの内容から、A子と
主人はもう二度と会わないと誓っていたのが、せめてもの救いでした。
しばらく落ち込んだ日々が続きました。それからです、時々、
主人とA子の行為の姿が頭に浮かぶようになって来ました。そして
自分自身で慰める日が続いたのです。今年の２月のことです。
メル友の彼から、急に３月で赴任を終えると聞かされました。
それまでも、会いたいと何度か誘われましたが断り続けていました。
彼が、発つ数日前に手料理を作ってあげる約束をしました。
材料を買って、彼の部屋を訪ねました。思っていたとおおり優しそうな
な男性でした。食事を作り、食べた後一緒にビールを飲みました。
赴任中に奥さんを裏切らなかったのかと彼に何気なく聞いてみました。
すると、彼は、どうにか大丈夫だったと言った後、右手以外はねと
付け加えて照れていました。彼は私に同じ質問をしてきました。
私は主人の浮気のことは彼には話していませんでした。私は笑って
彼と同じように、大丈夫だった、右手以外はと答えたんです。彼は、
じゃ同じだねと言って笑っていました。私は、そのとき、ふと脳裏に
主人とA子の姿が浮かんだのです。私は前から、ある疑問が残って
いました。それは、主人とA子はどちらが誘ったかということです。
もしかして主人からか、でも妻の友人にそんなこと言えるのか。
私はそれまで浮気したことなどありませんでした。そして、主人以外の
男性も知りませんでした。私はここに来るときにある程度の覚悟は
していました。女性が男性の部屋を一人で訪ねることは、男女の関係を
望んでいるか、もしくは覚悟していると男性は受けとるだろうと。
しばらくして、彼が私のそばに座りました。そして、今日はまだ時間
大丈夫かと聞いてきたのです。そのときは夜の８時過ぎでした。
私はうなずきました。すると彼の腕が肩に回ってきたのです。
主人以外の男性の始めてのキス。そして愛撫。私は彼に身を任せました。
彼の愛撫は主人とそれほど違うものではありませんでしたが、ただ
私は今までにはない興奮を感じていました。体の心から女の喜びが
あふれてきました。初めての感覚でした。夜１０頃彼の部屋を後にしま
した。うちに帰り、彼とのフリーメールを削除しました。
彼に他の連絡先は教えていませんでした。５月の連休に主人が
帰ってきました。その時の夜の営みは今までとどこか違っていました。
主人の顔と彼の顔が重なるのです。そして、A子の顔も。主人はA子に
もこんな風に愛撫したのかそしてA子は主人に・・・・。
私の受け入れている男性自身は主人のものか、彼のものか頭の中で混乱
しました。７月に近所の大きなスーパーのケーキ売り場でパートを始め
ました。そのスーパーに短期で応援に来ている男性と知り合いました。
彼は私を気に入ってくれて、仕事の合間を見ては、私の売り場に来て
おしゃべりしていきました。彼が店を去る数日前に、食事に誘われまし
た。そして食事の後ホテルへ。私の何かが変わってしまったのです。
その後そのよく場をやめてしまいましたが、心にぽっかり穴の開いた
状態が続いています。