妻とは、大学のコンパで知り合い結婚した。当時、妻はかわいく誰もが狙っ
ていたが、一方では酒に弱く、酒癖も悪かった。
妻の理想は、早く結婚をして、かわいい子供を産む事とコンパのたびに言っ
ていた。
ある日、1人暮らしをしていた俺のアパートでみんなで飲んでいた。
夜遅くなり、女の子が1人帰り、二人帰りと妻だけになったとき、妻がゲー
ムをしようと言い出し、王様ゲームになった。そんな中、酔っていた妻が一
番で勝った時、「この中で、私と結婚したい人。」 と、言ったところ、俺
を含め6人が一斉に手を上げた。「じゃ、王様である私が決めてもいいけ
ど、みんなにもチャンスを上げるわ。私を妊娠させた人と結婚してあげる。
ここにコンドームが6つあるから、ひとつに針で穴を開けて渡すから、誰に
穴開きが渡るかわからないけど、見事妊娠させた人と結婚してあげる。」
と、ロシアンルーレットみたいなことを言い出した。そして、みんなの前で
コンドームに穴を開け、かき混ぜて一人一人とコンドームを付けセックスを
始めた。結局妻は妊娠し、最後まで介抱していた俺を気に入り結婚した。
しかし、子供はいまだに誰に子かわからない。俺の出来る事は、二人目は確
実に俺の子だといえるようにがんばることだ。しかし、いまだにあのときの
連中が我が家に飲みに来ている。