妻、久恵が妊娠した35歳で初めての妊娠でしたが僕は喜べませんでした、それは僕に子種が無いからです。
結婚して5年しても子供が授からず密かに検査をすると医師から告げられた事は精子の数が極端に少ないと。
ショックでした、なぜ僕だけが検査をと言われるかもですが妻の家は多産系でした妻は3女で4人兄弟です。
妻の兄、姉、妹にもそれぞれ2~3人の子がいますが僕だけに子が出来ませんでした。
そしてまさか久恵の妊娠、疑いました。
どうしても真相をしりたく久恵を問い詰めると子種の相手がパート先の同僚の旦那さんでした。
時々奥さんを送迎してる旦那さんを見て素敵な人だと思ってたらしいのです。
たまたま休日その旦那さんと合いお茶したのがそれからの出来事でした。
以前より好意を持ってた久恵の表情、態度、言動から相手の旦那は自分に好意がと見抜き久恵を誘ったのです。
久恵は他人棒に溺れ我を忘れ浮気にのめり込んで行きました。
相手の奥さんがいないときは自宅へ上がり込み夫婦の寝室で抱かれたそうです。
する時は生で膣外射精だったと時には射精を口で受けとめた事もあると告白しました。
腹綿が煮えくり返りましたが半面久恵の話に勃起してる自分がいたのです。
久恵は産みたいあなたと私の子として育てたいと自分勝手な事を言い出しました。
内心子は欲しいでも他人の子種です、悩みました。
その内お腹も目立つようになると周りからおめでたと言われお祝いの言葉を貰いました。
親類等は喜んでくれ、おまえもやっと父親だなと言われ苦しい胸の内でした。