主人と結婚して5年、切っ掛けは主人の父が陶芸家で私がそこへ弟子入りをしていたのです。
「あなた、お義父さんのお手伝いに行ってきます。」
そう言って義父がいる工房へ行って抱かれる私。
義父との関係は1年ですが、そのきっかけは主人でした。
主人はロードバイクが好きである大会に出た際事故にあってしまって下半身不随になってしまい今でも車椅子生活です。
だから義父とと思いでしょうが、そうさせたのが主人だったのです。
もともと義父は早く孫の顔が見たいと言っていた人で、主人の子供を待ち遠しく思っていた人なんです。
しかし主人の事故で子供を授かることがなく、義父が主人に
「お前たちの面倒は見てやる。だから芽衣さんに私の子供を産んでほしい。この工房の跡継ぎを、」
と言い、主人から私に言ってきたのです。
義父はお義母さんを早くに亡くし工房の方で一人で住んでいるのです。
私は義父が窯入れの時は仕事を手伝うのですが、それ以外は主人がいるので身の回りのお手伝いくらいでした。
ですから義父の工房へ行くのも週に1回ほど。
溜まった洗濯物を洗い、台所の片付け、掃除を終えあとはお布団を敷いて抱かれるのです。
そして自宅に帰ると主人から、「今日も親父に抱かれてきたのか。ゴムは着けなかったのか。さぞ燃え上がっただろうな。」と嫌味を言われるのです。
(あなたがお義父さんに言われ私に言ってきたことじゃないですか。)
そう言いたかったのですが、どこかの雑誌で下半身不随でも興奮を繰り返すと治る可能性がある、と書いてあるのを呼んで義父との行為が主人の治療になったらと思っていたのです。
しかし1年近くになったのにその症状は現れませんでした。
やはりあの時に義父との関係を断っておくべきだった、、と今でも悩んでいます。