結婚して十年が過ぎましたが未だ妻が妊娠しませんでした。
もう歳も三十代半ば焦っていたのは事実です。
恥を偲んで夫婦で検査を受けたのですが原因は自分にありました、ショックでした。
妻、みどりは良いよこればかりは仕方無い事だし二人で暮らして行こうと言ってくれましたが妻の表情には落胆が見えていたのも事実です。
そこで私は3つ上の兄貴に相談をしたのです。
みどりを妊娠させてくれと恥を堪えお願いしたのです。
元来スケベの兄は俺でよければいつでも種付けするぞとスケベ丸出しの顔で言うのです。
当たり前です、弟の嫁を抱けるのですから。
みどりにはまだこの事は言ってなく言うタイミングを待っていました。
兄の奥さん、あかねさんには内緒にしてくれと頼みました、後々面倒になると困るからです。
さて肝心のみどりをどう言って口説くかが一番の問題でした。
私は気分を変え温泉旅行へ。
久々の温泉に妻みどりも喜んでくれました、当然セックスもです。
少し酔わせみどりにあの話を持ち掛けたのです。
当然驚きました、目を見開きあなたどうかしちゃったのと心配してくれました。
私は真剣に何度も何度もお願いを試みました。
でも首を縦てに振らないのです。
どうやら兄がタイプではないのです、どちらかと言えば嫌いなタイプです。
私と違い兄は何事も積極的で強引なタイプです、私は兄と逆でした、打ち気な方です。
オマケに兄は下ネタなど私達の前でズケズケ言うのです。
俺のはデカいぞとかみどりにオッパイ大きいねとか平気で言うのです、酔うと更に酷くなるのです。
でも子供欲しい私達はみどりが泣く泣く応じてくれたのです。