大津和弘35歳、妻茜34歳、結婚して7年が過ぎましたが未だ子宝に恵まれません。
実家に行くと孫はまだかと言われていましたがこの2年言われなくなりました。
悩んだ挙句、二人で検査を受けました。
ショックでした原因は自分でした無精子症の診断が下されたのです。
茜は子供いなくったって幸せな夫婦はいっぱいいるよと慰めてくれますが本音は違っていました。
結婚して茜は早く可愛い赤ちゃん欲しいねって言ってました。
私は悩みに悩み高学歴で頭の良い後輩M君に恥を偲んで相談を持ち掛けたのです。
それはもう察しの通リですM君に代理を頼む事でした。
M君は独身ですの問題はありませんが茜が何と言うかそれだけが心配でした。
私はM君を家へ呼び宅飲みをし茜に彼の感想をそれとなく聞いたのです。
僕がM君は大学も一流でエリートだよと言ってあります。
茜にM君が帰ったあと感想を聞くと、
うん感じの良い人ね彼女いないのが不思議ね、
そこで私は本題を茜に告げたのです。