奥さんが浮気しているらしいので調査をして欲しいとXさん(38歳)から依頼を受けた。
奥さんのA子さんは夜はレストランの厨房で働いているので深夜帰宅との事であった。
A子さんは33歳ということで写真を見る限り清潔感のあるカッコイイタイプの女性だった。
ご自宅から奥さんを確認して調査を開始。
見かけとは異なり、調査に入ると、まず、レストランではなくバーのような店のホステスをやっていた事がわかった。
店にはホステスが4人とママさん一人の店だった。
とりあえず客に成りすまして店に通ってみた。
それとなく本人、そして店のママさんや他のホステスから聞き出した。
店ではA子さんは店ではさすがに人気の女性で、他の女性から嫉妬すら抱かれている様子だった。
また、男漁りの女として女性の中では共通した認識だった。
A子と話をしてみると、以外に何でも話しをするタイプだった。
それとなく、結婚しているのか? A子>YES
店の客と浮気しているんじゃない? A子>YES
何人も男がいるという噂だが? A子>YES
御主人のXさんに聴かせたら、さぞショックだろう・・・・
男とラブホテルに入るところの写真
同じ男と抱き合って接吻している写真
等々を追跡調査して撮った。
嫌悪するタイプでなければ誰でもという感じで、1週間で毎日別の男とラブホテルへ行き、さらに祖店に出勤前の昼間にもまた別の男とという状態で、一週間で9名の別々の男性とラブホテルに入る写真を撮った。
店へは毎日通って男関係について聞き出したが、旦那を嫌いになったわけではない。
もしかすると依存症かもしれないとA子さんは自分で言っていた。
ある程度調査をして御主人のXさんを読んで調査報告をした。
Xさんは最初動揺していた。
私「離婚されるおつもりですか?」
X氏(・・・・・・・・・・・・・・ いや)
私「私が言うのもなんですが、奥さんは自分でも依存症じゃないかとすら思うようです。
おそらく、浮気はやめられない、浮気するために夜のお店で働いている。
でも、A子さんはイキイキしているのです。」
X氏(ならば、どうしたらいいのでしょうか・・・・)
私「私は調査した立場ですから、なんとも意見を言う立場ではありません。
でも、A子さんと離婚をされないのであればA子さんの浮気は止められない。
公認するしか道はないと思います。」
X氏(そうですか、いや、そうですね
僕もちょっと変な性癖もあります。
ちょっと黙認していてまた、相談にあがります。
いや、もうちょっと調査を続けて頂けないでしょうか?)
私「調査はかまいませんが、費用はかかります。」
X氏(はい、それは理解しております。
A子本人からの聞き取りを続けてください。
申し訳けありませんが、その・・・・・
どんな行為をしているのかとかも・・・)
私「そうですね
わかりました。
ただ、A子さんは誰でもに近い状態なので、私を誘う可能性が出てきます。
事実2回目の時には、”誘ったら、どうしよう”とか、いかにも誘ってほしい事を云いましたから。」
X氏(構いません)
私「わかりました」
それから私は調査のために見せに通い続けました。
A子さんの性癖も聞き出さねばなりません。
結局A子さんはただのヤリマンではなく、所謂被虐的な性癖があって、初対面でも嫌だが、あまり知らない男性に好きにされてしまうという事に感じてしまうのだそうだ。
だから、二度目の客には誘われたらついて行くと思わせる言動を吐くのだと判りました。
御主人のX氏に再び報告をしました。
A子さんは二度目の客には”誘ったらついてゆく”と解る言動をすること。
A子さんは美人だし、男好きのするタイプだから客はみんな誘う。
セックスというよりも、犯されるとか、命令されて何かするなどに感じてしまう性癖。
自慰を命じる男とはそのまま付き合うようだ。
痛い、汚い、は嫌悪するそうだが、道具を使った行為や強制される行為が好きなようで、A子さん自身判ってはいるが、危ない感じの男に命令されるのは弱い。
ある意味危険な状態である事もX氏に伝えた。
もし、ヤクザなどにひっかかったらどうなるか判らないタイプで、A子さんがのめり込んでしまうのではないかという心配があるという事もX氏に伝えました。
そして、X氏は
(明日、もう一度相談に伺います。
今晩もう一度覚悟をきめなければならないと思うので)
と言って帰っていった。
そして、翌日X氏に会って話を聞くと
予想もしなかった驚くような事を言い出したのです。
それは、また続きで