みすずとは千人程いる某会社の同僚でした。
妻みすずは、学生時代モデルをしていただけあってスタイルもいい美人でした。
みすずの周りにはかっこいい男性がいつもいました。
私はというと冴えない男で、友達はたくさんいるものの
女性にはもてる方ではありませんでした。
そんな私にいきつけの喫茶店の女の子からどう言うわけか告白されました。
なかなか可愛らしい女性でした。
私はみすずのことが好きでしたので迷って最悪の行動をしました。
その子には申し訳ないのですが、みすずに告白して振られて
自分の気持ちにケリをつけてから、その子と付き合う事にしました。
ところが予想に反して、みすずは、私の告白にはじめ唖然とした
顔をしていましたが、「はい」と呟きました。
これが私の幸せと不幸の始まりでした。
私は先ほども言いましたが冴えない男です。
自分に自信もないし、マイナス思考的な男です。
かたやみすずは男性人の憧れの的。釣り合うはずもありません。
みすずが私の横でいつも微笑んでくれる。こんな幸せは生まれてはじめてでした。
しかし、それとは裏腹に、いつもプレッシャ-を感じていました。
みすずを楽しませなくては、喜ばせなくては、そんな事ばかり考えていました。
今までの私のデ-トといえば公園などでお話したり映画を見たり
といった初歩的なものばかり。
みすずに合わせてなんとかお洒落な所にでもと、いつも考えていました。
なぜか結婚もとんとん拍子にことは進みすんなりと結婚。
毎日楽しくて、みすずの笑顔を見たくて一目散に帰りました。
結婚してもみすずと面と向かって話すとどきどきして。
しかし、それがまた、しだいに息苦しくなってきたのです。
家に帰っても気がやすまらず、会社より気を使っていました。
みすずはいつも家でも綺麗にしています。
もちろんそれは嬉しい事なのですが、私自身もみすずの前で気が
抜けないのです。
オドオドした感じでみすずの一挙一動に過敏に反応してしまいます。
夜の夫婦生活もそうです。
みすずの反応ばかり気にして射精まで至りません。
結婚前のように自分でみすずをおもいながら抜いていました。
素晴らしいみすずの体と心を私で満足させる事ができるのか。
他の男性なら満足させる事がみすずは本当に私で満足しているのか。
いや、みすずはそもそも私のことが本当に好きなのか。
毎日こんな事ばかり考えるようになってしまいました。
実際情けない話です。
おそらくこれを読んでいる人は呆れているかもしれませんね。
しかしこれが釣り合いのとれない結婚の現実です。
家で心が休まる事のない私は今年に入ってしだいに帰りが遅くなりました。
みすずは家で私との食事を待っていてくれるのに。
同僚に無理に飲みに付き合ってもらったり、一人で食事したり。
夜の夫婦生活も3日に1回が週1、月1となり、8月から今日までレスです。
今月にはいってみすずが浮気をしているような気がしだしました。
愛しているから、みすずのしぐさや会話で心の微妙な変化がわかります。
本音を言うと嫉妬より、ホッとしたのが正直な気持ちです。
みすずは私との平凡な時間の中で楽しい時間を見つけてくれたからです。
私では与えられなかった時間を他の人が埋めてくれているのですから。
みすずが少しでも心から楽しいと思える時間が出来たのなら、
その相手が私でなくても。情けない話ですが、これが私です。
でも世界で一番好きなみすずが他の男性に抱かれるのだから
嫉妬しないはずはありません。
私はここのサイトに投稿してくる方々のように自分の妻を
他の男性に抱かせて興奮する事はありません。
やはり悲しいです。
みすずが寝入ったあと寝室を抜け出しお酒を飲みながら何度涙を流したか。
みすず、浮気をやめてくれ、私からは100%の気持ちでは、
そう言うことは言えません。
でもこれだけは信じて欲しい。
今でもみすずを一番愛しているし、大切です。
今でも話すときはドキドキして顔をまともに見れません。
ましてや夜の生活などは心臓が破裂しそうです。レスですが。
みすずが好きです。そうしか私には言えません。
皆様、すみません。このような話をこの場所でして。
しかし私は精神的にもういっぱい、いっぱいです。