63歳の主婦です。
定年まで中堅商社で事務を務めておりPCやネットには日常から触れておりました。
私の事例を誰かにお話ししたくてネット内を探し、ここに書き込むことにしました。
夫は同じ歳ですが、嘱託でそのまま会社勤めを続けており、子供もいない私は暇を持て余していました。
そのうえ定年になった年、夫が「もう十分したから、今後はしなくても良いだろう」と、突然SEXレス宣言をしたのです。
それまでは月に1、2回の夫婦生活はありましたから、驚きました。
実のところ、私はもう少し回数を増やし欲しいと望んでいたのです。
自分で慰める要領も良くわからず、悶々と3年ほど経ったある日、Sさんと言う方から携帯に電話が入りました。
Sさんは以前の勤務先のお客様で、会社を3つほど経営している方です。
一度だけ上司を含めてお食事をしたことがあり、その時電話番号を聞かれるままにお教えしたのです。
「お元気でしたか? 久しぶりにお食事でもいかがですか」
そんなお誘いになぜか少しだけときめいてしまいました。
Sさんは私より10歳若いのですが、久しぶりにお会いする姿は以前より若々しく見えます。
都内のレストランでお昼をご一緒させていただきましたが、その際に私だけ半ば強引にワインを勧められました。
ちょっとほろ酔い気分のままSさんの車でホテルに入りました。
自分でも大胆だと思いましたが、ワインを飲んでいる間中こうなることを期待していたのが本音です。
2時間ほどの間Sさんのテクニックに翻弄され、何度も何度も絶頂に達して、最後は気を失いそうになりました。
ベッドでぼんやりとしながら聞いた話では、Sさんは昔から自分よりずっと年上の女性に惹かれるそうで、亡くなった奥様も5歳年上だったそうです。
その日から一週間から十日に一回来るSさんからの連絡を心待ちにするようになりました。
毎回あれやこれや趣向を凝らしたSEXを教えて頂き、今まで信じていたSEXって、いったい何だったのだろうかと思うようになりました。
ある時は目隠しされ手足をベッドに縛られてローターやバイブレーターで1時間以上もてあそばれ、自ら「早く下さい」と叫ぶまでじらされました。
またある時はホテルの洗面台の上に全裸でまたがり、お小水を出すところをビデオで撮影されました。
お風呂でお互いのお小水を掛け合い、最後は口で受け止めたこともあります。
細くて段々になったバイブレーターに、ヌルヌルした液を塗ってお尻に入れたままSEXしたときは、あまりの快感に本当に気を失いました。
先月は平日の昼間に車で遠出して、山の上にある木造の展望デッキで初めての野外SEXも経験しました。
全裸で手すりに手を付き、後ろから挿入されましたが、誰かが来るという緊張と、眼下に広がる景色の解放感からゾクゾクして恐ろしいほど感じてしまいました。
その間中、三脚に固定したビデオで何度もイク私痴態が撮影されました。
こんな世界があるなんて、まったく想像もしていなかったことです。
そして先週のこと、ついにSさんから「いっしょに暮らしませんか? もうマンションも見つけてあります」と告げられました。
「子供たちの手前、籍を入れたり式を挙げることはできませんが、お金には不住させないつもりです」とのこと。
もう既に未練などありませんが、長年連れ添った夫を捨てるのは倫理観や道徳観が許さない気がします。
ですが、既にSさん無しでは生きられない体になっているのは事実です。
それに40年近く夫婦生活を営んできたのに、なぜ今までこれほどの快楽があることを教えてくれなかった夫に恨みさえ感じています。
何て勿体ない性生活だったのかと悔しく思ってしまうのです。
ただ私の年齢もあり、あと何年このような激しいSEXを続けることができるのか、Sさんに飽きられるのではないかという不安もあります。
今週末には返事をする約束になっています。
数日、心が揺らいでおります。
私の事例を長々と綴ってしまいましたが、いかがだったでしょうか。