現在、私(45)妻(35)の夫婦です。
今から約10年程前、妻の父親が事業に失敗し多額の借金を残し蒸発、一部業者(悪質)からの借金に、私と妻が連帯保証人となっていた為、私達夫婦はその業者からのかなりキツイ追い込みを受け、精神的にも追い込まれた私達は、突然親切になった業者の言うまま、最終的には‘自分達の意志’で、夫婦で住み込みのはんば仕事に行く事になりました。
業者の話ではかなりキツイ仕事には違いないが、夫婦ふたりとにかく頑張って3年も働けば、借金も返せて新しい生活の為の金も残せるだろうという事で、妻とキツイのは覚悟の上で絶対弱音は吐かず頑張ろうなと励まし合って、その場所へと向かいました。
しかしそこは私達の想像を遥かに越えた、まさにタコ部屋と呼べる様なところで、私達は入って一週間もしない間に、早くも逃げ出したくなっていました。
仕事以上に人間関係(上下関係)の厳しさが半端じゃないところで、上の言う事には絶対服従、その上の人間も刑務所帰りやヤクザあがり、墨の入った者や指のない者ばかりで、言葉ひとつが全て喧嘩腰、そこにいるほぼ全員が同じ宿舎なので、仕事が終わっても宿舎の雑用や、上の者の世話で自分達の時間などは一切なく、妻とふたりの部屋として一応ひと部屋与えられてはいたが、上の者はいつでも(夜中でも)勝手に入ってくるので、そこにはプライバシーなんか全くありません。
毎日怒られない日はありません。
毎日の様に怒鳴られ罵られ馬鹿にされ続けても堪えるしかないのです。
特に30代半ば(当時)だった私が、まだ20代の若い上の者から、妻の前でケチョンケチョンに怒鳴られるのは屈辱でしかありませんでしたが、屈辱的に思ったのは最初の頃だけで、それが普通になるとどんなに理不尽な理由で怒鳴られたとしても、怒られて当然って感覚になるのです。
最初の頃、妻が怒鳴られて泣いているのを見ると、怒鳴ってる上の者を殺してやりたい位の気持ちになりましたが、それも慣れると何も感じなくなるから不思議です。
当時はまだ20代で若かった妻には、プライバシーがないのが一番辛かったそうで、妻が着替えてるところに普通に入ってきても、悪いの一言もないし、もしそれをヤメてくれなんて下手に言ったら、誰がおまえの嫁の裸なんか見たいか!人を覗きみたいに言いやがってコラァ!とマジに逆ギレされるので何も言えません。
妻も最初はよく泣いてましたが、慣れると人がいても普通に着替えていました。
週一位で頻繁に行われる夜の宴会では、女は全員ホステス代わりで、特にまだ若く一番新人の妻は、宴会の間中ずっと上の者へのお酌に追われていました。
言葉でのセクハラや軽いお触りなんか当たり前で、宴会の途中、酔った幹部クラスの人間にスカートの中に手を入れられて困っている妻をよく目にしました。
男連中はある程度のところで部屋に戻れますが、女は最低でも幹部連中が全員消えない限り部屋には戻れません。
妻が幹部連中と一緒に、二次会して外の店に連れ出されるのもよくある事で、そうなると深夜遅くまで戻ってきません。
戻ったときはヘベレケに酔った状態で、服のまま布団に倒れ込んで寝てしまい、いつも私が服を脱がせパジャマに着替えさせていました。
そういった酒の席に付き合うと、幹部連中からよくチップを貰うそうです。
五千円から一万円、多い時は三万円位貰ってきた事もありました。
特に外の店に付き合うと、幹部連中は店のホステスに恰好つけようとするので、意味もなくホラこずかいやみたいにしてくれると言ってました。
妻はこれらのチップも借金返済に廻し、一日でも早くこんなとこ抜け出そうって頑張ってました。
途中からはこれも貴重な収入源になっていて、今月は臨時収入だけでいくらになったとか計算して嬉しそう話していました。
助平な幹部が胸の谷間にお金入れてくれたりするので、なるべく胸の開いた服買っておいた方がいいかなぁと言うので、私は本当のホステスじゃあるまいし、何もそこまでする必要ないだろぅとキレてしまい、妻と喧嘩になったことがありました。
それでもその後、胸の大きく開いたドレスを上の年輩女性に貰ったと言って持って帰ってきて、その次の宴会にしっかりそれを着て行ってました。
その頃から妻はチップ稼ぎに躍起になり、半分以上ホステスみたいな感じで私はそれが嫌で仕方なかったのですが、またそれを言って喧嘩になるのが嫌で黙っていました。
昔ホステスをしていたという上の年輩女性から、妻がよく貰ってくる服は、どれもが胸の大きく開いたものやフトモモのところに大胆なスリットが入ったものでした。
その後、いつもの様に宴会の二次会で幹部連中のお供をし、深夜の3時過ぎになって帰宅した妻は、出て行った時とは違うドレス(チャイナ)を着て帰ってきました。
この時も妻は完全なヘベレケ状態で、そのまま布団に倒れ込んで直ぐに寝息を立て始めたのですが、この夜の妻の姿は何故か妙に艶っぽく、ドレスのスリットから見えるフトモモの奥に激しい欲情が沸き起こり、抑え切れなくなった私は、既に眠りに入った妻にその欲情を向けたのです。