実は、2005年の6月に私の母親方の祖母が亡くなった時でしたが、私が何とか頼んでも妻はついに葬儀にも出席しませんでした。今までのこともあったことから、そのことが引き金となり、私と妻は口論となり、妻は家を飛び出して行きました。その後、妻は実家に戻っているわけでもなく所在不明な状態となり、携帯電話も不通で連絡も取れない状態が2ヶ月ほど続きました。私は妻の母親にも話してみようとして電話しましたが、妻の母親からは、妻の母は妻を擁護するだけで葬儀に出なかったのは何も悪くは無い。葬儀に出ろなんて面子を気にしている問題だ。と逆にキレられました。それからある日突然、妻の代理人という女性弁護士から内容証明付きの通知が送られてきて内容を見ると一方的な離婚要求でした。内容は、まさしく一方的なもので、夫である私や私の両親をはじめ親族が悪いということで、慰謝料と財産分与を合わせて300万円を支払えというものでした。私はとにかく妻と直接会って話しをしたいと痛切に思い、とにかく帰ってきて欲しいと家のポストに妻へ対する手紙を置いておきました。妻は私の不在な間、家に出入りしていたようで、ついに家で会うことが出来ました。そして話をしました。妻はDVとかを受けた女性に対して支援する協力者の下にいるということでした。妻は弁護士の言うとおり夫である私が悪いということで別れようといいました。私は別れることはいつでも出来るかもしれないが考え直すためにまず戻ってきて欲しいと言いました。私の両親とも相談をしたのですが、両親は弁護士からの離婚通知内容や妻からの言い分に驚嘆するとともに、リセットして新しいスタートをして幸せを求めた方が良いということでした。それから、妻は弁護士に内緒で週末に少し帰ってくるようになり、その間だけ元通りに少し出かけたり家で何でもないような話をしたりして過ごすような関係が続きました。そして、私は妻の代理人である弁護士に何度か接見し、話し合いをしました。その結果、妻が求める項目を誓約書として提示するので、その内容について誓約し一筆をもらえれば、戻っても良いとのことで、私のところに妻から弁護士を通じて誓約内容が届きました。その内容は、私は、今般貴女ともう一度夫婦としてやり直すにあたり、以下のとおり、誓約します。1. 反省すべき点を真摯に受け止め、よく考えます。2. 夫婦対等の立場であるためにも、妻が仕事をすることを認め、家事にも積極的に協力します。3. お互いの収入を全てオープンにして共通の口座で管理し、やりくりは二人で考えるものとします。4. 私の両親との関係に関して強制的に何かをさせられたり無理に会わせられること、妻が自分の家族・友人と接触することなど、妻の行動を制限したり、逆に強制したり致しません。5. お互いに秘密や隠し事をもたないこととします。6. アダルトサイトその他の卑猥なサイトや週刊誌等のアダルトな画像等は見ません。7. 妻に対し、肉体的・精神的暴力をふるいません。8. 夫婦に関わる問題が生じた場合には、全てお互いに相談し、話し合いの場を持つようにします。9. 妻が性生活を拒絶していることを真摯に受け止め、妻に対して性生活を求めることは一切致しません。10.妻が子供を生まないと決心したことに対し、真摯に受け止め、認めます。11.私が以上の条件を守らなかったときは、貴女の離婚の要求に応じ、平等に財産を分与し、相応の慰謝料を支払うことを約束します。というものでした。私は、これはあまりにも一方的ではないかということと、生活態度的なものであれば、努力し改善するように頑張っていくことは出来るが、本来、婚姻の重大要素に関係するものはこの一括綴りで考えられるものではないのではないかと反論はしました。そして、妻に会ったときにもあの内容に誓約し一筆は無理だと言いましたが、妻はそれがなければ帰れないと言われました。その後、妻は今迄居た場所からかなり離れた場所へ移ることになり、私から週末に妻に会いに車で行くようになりました。
...省略されました。