主人36才、私32才、子供はいませんけど結婚して10年になります。
主人とは社内結婚で、第一印象は服装も少し地味な感じでお腹も少し出てい
て、年齢よりも老けて見えました。(どちらかと言えば「おじんタイプ」か
な・・・ごめんね)
付き合い始めた頃友達に「彼と結婚するつもり?」とよく聞かれました。で
も、小さい時に父を亡くした私には、優しくて頼りがいのある主人は理想の
人で、付き合って1年で結婚し、会社も退職しました。
主人には姉がひとりいますけど、跡取りなので主人の両親も早く孫が生まれ
るのを期待していたと思います。
最初の頃は、義母も「仲が良すぎると子供ができないって言うから」とか冗
談ぽく言ってましたが、2年、3年と過ぎて私もだんだん不安になって病院に
行きました。結果は主人に問題があって子供は難しいと言われました。
それでも1年ぐらいは通院治療を続けました。
何にも知らない義母は、原因が私にあるみたいな言い方をしていました。
その頃の私は義母に説明できない主人に腹立たしさを感じ、義母の顔を見る
のも、優柔不断な主人の顔も見たくないほど精神的にも落ち込んでいて、主
人と離婚することだけを考えていました。
主人が会社を辞めて、東京に行くことに決まって同時に私も離婚するつもり
で家を出ました。
その頃の私は、「何で私のせいよ、あんたの息子が原因でしょう」これで離
婚できるという気持ちでいっぱいで、ひとりになってイライラから開放さ
れ、仕事も見つけ不安はありませんでした。
仕事も楽しくて、人とのお付き合いも経験することも今までの私にとっては
初めてのことばかりでした。
離婚の最後の話し合いの時、義父さんに「全部わかってたよ、よくがんばっ
たね。○○にはちゃんと言ってるから、君が決めればいいことだから」両親
やみんながいるのに大きな声で涙が止まらないくらい泣きました。
主人の悩みも義母のことも理解しようとせず悪いのは、全部主人のせいにし
て、別居してひとりになって初めて主人のことを理解することができたと思
います。今は、離婚届に押さないでいてくれた主人に感謝しています。
嫁姑の問題は、どこの家庭でもあると思いますけど夫婦でがんばればそんな
の関係ないと思います。
主人の仕事の関係で会えるのは一月に2回ぐらいで寂しい時もありますけど
会える時間を大切にしたいと思います。