もう10年前くらいの体験です。
本当のと言うのは、実は私は本当の夫婦ではなかったから
です。 単身赴任中の出来事で、つまり私の相方は現地妻
だったんです。 現地妻の名は葉子といい、行きつけの小
さいスナックのママさんです。
ママとは、始めはラブホで会っていましたが、金もかかる
という事で、私の会社が用意してくれたマンションの部屋
で会う事にしてました。
ママは、店では派手な衣装に身を包んでいますが、二人の
時は、初めてのデートの時はわからない程の、地味なしか
しセンスの良い服装です。
私も背の高い方ですが、ママも女性としては高い方で165
以上との事です。 背が高くて男の人に持てないのと初め
てのデートのベットの中で、言っていた言葉が今でも思い
出します。
ママという現地妻はいますが、男は欲張りな物で別にもと
という事で、出会い系を見ていたらスワッピングを見つけ
初めての経験ですがと応募したところ、お相手が見つかっ
たという事でした。
ママにそれを言うと、えーとと始めは渋っていましたが、
それを納得させ、次の次の土日にと決まりました。
指定された温泉観光ホテルへ行きます。 合図にと週刊誌
を片手にして、ロビーを二人で歩きます。 ママは私の腕
をしっかりと握り、私に身をひっつけているので豊満なバ
ストが、私の腕に当たります。
「あのー 小林さんですか」と同年配くらいの男性が声を
掛けてきました。「はい 小林です」と返事をすると、
どうぞこちらへと、ホールの端っこの方へ連れて行かれま
す。 そこにはなんと、1人の男性と2人の女性が談笑して
います。 えー相手は、2組。
私達含めて、皆さん40代の人、それぞれ自己紹介して、そ
れでは部屋へと、最上階の大きな部屋へ。
洋間と和室と大きなリビングと、そして露天風呂付の豪華
な部屋です。 リビングの露天風呂と、反対の方には衝立
が置かれ、その奥にはベットが置かれているみたいです。
リビングのソファーに腰を降ろし、主催者の大西さんの奥
様にお茶を入れていただきました。 もう一人の木島さん
の奥様は、緊張しているママに声を掛けて、下さっていま
す。
「今日は 個部屋がとれなかったので こういう大部屋に
なってしまいました」との大西さんからの説明があり、相
手を決める抽選になりました。
私は、今晩は木島さん、明日は大西さんとなり、ママは私
と反対に、大西さん木島さんになりました。
夕飯まで、決まったペアで行動することになりました。