昔の話です。
新婚と言っても7年の永い春を過ごして来たので
入籍した頃にはもう倦怠期に入っていました。
古本屋で夫婦交際誌の「ホームトーク」を買ったのがきっかけで
夫婦交際に興味を覚え、妻に「ホームトーク」にメッセージを掲載して貰うことを提案しました。
刺激を求めるために、裸の写真をポラロイド(インスタント)カメラで
撮影などをしていましたので掲載して貰う写真には困りません。
妻も自分の写真が雑誌に掲載される事に興味を覚え、話しはとんとん拍子に進みました。
本に綴じ込みの専用用紙に,必要なことを書き込み写真を同封して送って待つこと約3ヶ月!
妻の写真とメッセージが掲載された雑誌が、雑誌社から送られてきました。
大きく足を広げた写真は未修正のまま同封しましたが、掲載された写真は修正してあります。
そしてビックリしたのは、回送の手紙が30通以上届いたことです。
その時点ではまだ夫婦交換には抵抗がありましたが、回送の手紙を読んで徐々に気持ちが変化しました。
私達が出した条件は30代までのご夫婦で写真を同封してくれる方でした。
中には冷やかしの手紙もありましたが、皆さんの丁寧な文章で心が揺れました。
夜の性生活中に耳元で編集の方や読者の人に全てを見られてると囁くと妻は異常に濡れてきます。
送られてくる写真の方に抱かれることを想像しながら妻は感じています。
そしてそんな私達が初めての夫婦交換を経験することになるのは、そんなに先の話ではありませんでした。
仕事から帰ると一通の手紙がテーブルに置いてありました。
そして妻が意を決したように言いました。「この方とコンタクトをとってみたい。」
この件では妻に主導権を渡すつもりでいた私は「自分で連絡して打ち合わせをしてみたら?」と言うと
自分で相手方のご夫婦とコンタクトを取り、翌日には会う日時、場所までを決めていたことには驚きました。
話が長くなりますので相手の方とお目にかかるまでの時の事などの詳細は省略します。
ホテルに入り緊張する私達に先方が提案してくれたのはお互いの妻の撮影会をすることでした。
実際に人前で脱ぐことは初めての妻も了解し、まずは先方の奥さんから撮影することになりました。
すでに経験のある奥様が、一枚ずつ脱いで行く様子を夢中になって撮影しましたが
当時のポラロイド(インスタント)カメラのフィルムは非常に高価な物でしたので
現像に出せる写真まではフィルムカメラで撮影し、
出せない物はポラロイド(インスタント)カメラでの撮影になりました。
妻も相手のご主人の上手な話術で次々と脱いで行き、最後には当然ですが全裸で
初めて会うご夫婦に全てをさらけ出していました。
この日で一番の興奮を覚えたのは、まさにこのときでした。
正直、初めて見る他人の奥さんの裸よりも、見慣れた妻の裸に興奮を覚えました。
もっと言えば、他人に恥ずかしい部分を晒している妻のポーズに興奮を覚えました。
私は写真を撮るのも忘れて妻が他人の目の前であられもないポーズを取るのを見入ってしまいました。
この時にご主人に撮ってもらった写真は今でも宝物として大切に保管してあります。
撮影の後は当然のように夫婦交換に移っていきました。
ご主人の上手な誘導で自然に愛撫され、感じていき、声が漏れ出す妻を隣で見ながら奥様を抱く。
こんな世界を自分が経験しているのが嘘のように時間が過ぎていきました。
妻の妊娠、出産や子育ての期間中はさすがに夫婦交換は控えていましたが、
子供に手がかからなくなると、悪い虫が動き出してたまに夫婦交換を楽しんでいました。
最初に出会った方が良い方だったことが私達の最大の幸運だったと思います。
このご夫婦とは今でも親交を持っていますが、70歳を超えたご年齢ですので
食事をしたり旅行に行ったりだけの関係になっています。
私達も還暦近くになったのですが、今でも年に1~2回は色々な方達と刺激を求めていきたいと思っています。
しかしこれからはお相手を探すのが難しくなってくるでしょうね!