昨日、奥さんを抱いた。
不能になっている旦那さんの依頼で、
自分の代わりに喜ばせてくれ、と。
僕と、もう一人の男が奥さんをかわるがわる、
3時間の間、ずっとずっと突き続けた。
奥さんは、最後の方は涙を流しながら、
「ごめんなさいごめんなさい。いっちゃって、ごめんなさい」
ってうわごとのように言いながらいき続けていた。
旦那さんも、目を真っ赤にしながら、
「お前が、こんな表情をするなんて」
と、嬉しそうな、悔しそうな、涙交じりの表情で、
奥さんの手をずっと、ぎゅっと握っていた。
3時間が、あっという間に過ぎて、
彼らは本当にうれしそうに、手をつなぎながら
ホテルの部屋を出ていった。
今まで、調教やら寝取りやら、
色々なプレイを散々してきたし、
これからも散々していくのだろうけれど、
これほど暖かい印象が残るプレイは、
二度と無いかもしれないなと思う。
夜、旦那さんから頂いたメールには、
感謝の言葉がながながと、本当に懇切丁寧に書かれていて、最後は
「女房が、ますます愛おしくなりました」
と締めてあった。
僕は、セックスに関しては
本当にどうしようもないだらしのない男なのだけれど、
少しだけ自分自身に意味が生まれたような気がした。