バツイチ同士で再婚して5年が過ぎた。
現在52歳同士の中学の同級生。
8年前、高校生になった娘の高校のPTAに行って、再会した。
妻の娘は高3だった。
どちらもバツイチの片親で、色々協力し合った、というか、俺の方から持ち掛けた。
何せ妻は、中学時代のマドンナ、メッチャ可愛かったけど、高根の花だった。
再会したときも可愛くて、中山 忍 に似てて、やっぱり美人だなあと思った。
再会して1年半、妻の娘は大学生になってて家を出て、妻だけの家で結ばれた。
俺は、妻と再会して、セフレを一人ずつ関係解消してた。
女子大生のセフレもいたが、娘が近い年になってきて、大学卒業を機に別れた。
だから、妻を抱いたとき、半年ぶりのセックスだった。
妻は、離婚以来8年ぶりと言ってたが、熟れた女体はたまんなかった。
中学のマドンナを抱いてるというより、中山 忍 を抱いてる気分になった。
俺の娘が大学進学で家を出たのと同時に、再婚した。
夫婦になると、妻のセックスは遠慮がなくなり、ヨガるヨガる、どうも妻の前の旦那のセックスが凄かったようだ。
おかげで、可愛い系美人だけどエロい身体を持ってる妻を持てたのはいいけど、前の旦那を越えられてないような気がしてる。
「セックスだけが夫婦じゃないから、無理しないで。」
と言ってくれるけど、なんだか悔しい。
そこで、妻が自由に動けるように、騎乗位を試した。
妻は、正常位以外はあまり好きじゃないみたいだけど、跨らせた。
すると、妻は野獣に豹変して、チンポに跨って腰をくねらせ、ヨガリ狂った。
俺に跨り高速グラインドで腰を振りまくり、自ら動いていい所に当てて刺激しまくり、完全に理性崩壊してた。
そこに恥じらいなどというものは一切なく、絶頂へ向かって痙攣してた。
前の旦那とはどんなセックスしてたんだろうと、いろいろ想像しちゃった。
中山 忍 に似た可愛い中学のマドンナが、乳房を揺らして羞恥を解放してヨガリ狂う姿は、エロくてたまんない。
52歳の熟女だけど、まだまだボディは崩れてなくて、いい女だなあと下から見上げてる。
先日、妻の連れ子の娘が、彼氏を連れて来た。
娘26歳、彼氏は29歳で、結婚したいと言った。
俺に反対する権利は無いから、黙ってたけど、彼氏、既に娘の尻に敷かれてそうだった。
妻は、元の旦那にラインして相談してた。
だから俺は、娘を連れて会って話した方がいいと言った。
それは4年前、俺が元妻と会って話をして、ラインよりも理解しやすかったのを思い出したからだ。
4年前、元妻からラインが来て、娘の成人を祝いたいと言ってきた。
娘と一緒に、ランチしながら会ってきた。
元妻に会ったのは、実に10年ぶりだった。
元妻は、昔の彼氏と再会して、抱かれてしまったことで、毎日贖罪に押しつぶされてしまい、夫婦生活が営めなくなり、不倫を白状して家を出て行った。
正直、愛していたからショックだったし、相手の男を問い詰めて、不倫が相手の男の営業まわり中、つまり仕事中だったことから、仕事先にどういう社員管理をしてるんだ、俺は離婚になったと捻じ込んで、男を破滅に追いやった。
向こうも離婚になり、元妻に慰謝料を請求してきたから、俺も破滅男に慰謝料請求し、身ぐるみはがした。
4年前に元妻と再会した時、元妻は破滅男と暮らしてることを口にした。
「私のせいで、破滅したんだもの。それくらいは…」
と、健気にパートを掛け持ちして、細々と暮らしてると言った。
男も働きに出て、世帯収入は450万円ほど、4年前、二人の慰謝料借金を返すのに8年かかり、借金完済と共に再婚したそうだ。
昔愛し合った二人が寄り添ってるから、10年暮らしても破局してないと、淋しそうに笑った。
元妻にランチをご馳走して、別れた。
元妻夫婦の間に子はなく、元妻は、成人した娘に真珠のネックレスと柘植の櫛を渡した。
元妻の持ち物だが、かなり高価なもので、貧しくても売らないでいたのは、娘に渡したかったからなのだろう。
元妻を見送って、娘と帰ると、妻が出迎えてくれた。
当時、まだ夫婦になって1年だったが、娘は妻に、
「ただいま、お母さん。」
と言ったのを聞いて、嬉しかった。
俺は、元妻は淋しそうだったけど、笑顔を見せてくれたことが、どこか安心できる気がした。
娘がつ継ぐとき、それを知らせて、花嫁姿の写真を渡そうと思ってる。
多分、それが元妻と会う最後になるだろう。
10年間、夫婦として暮らした女だが、もう、道は違う。
元妻を好きな気持ちはまだあれど、俺には今の妻がいる。
五十路になっても俺に跨り、乱れ狂う姿を見せてくれる妻がいる。
妻の前の旦那も妻とは違う道を歩んでいる。
妻も、前の旦那の浮気で別れてるけど、前の旦那を嫌いにはなってないだろう。
ケジメとして離婚してるのは、前の旦那も俺の元妻も同じだ。
不倫が夫婦生活を破綻させたんじゃなく、良心の呵責が、夫婦生活を破綻させたのだ。
先日、駅ビルで元妻を見かけた。
今の妻より3歳若い元妻だったが、生活に疲れた女に見えたから、老けた感じに見えた。
好きな男と暮らしていても、生活に張り合いがないのだろう。
元妻も、俺にやつれた姿を見られたくなかろうと思い、声をかけずに見送った。
柱の陰に身を潜めた俺の前を通り過ぎた元妻の横顔が、頭から離れない。
頑張って生きて欲しいと願いながら、小さくなってゆく元妻の後ろ姿を見送った。
さよなら、かつての最愛の人よ…