元夫と離婚して10年が過ぎました。
あなたと別れたとき5歳だった息子も、今や高校受験生です。
先日、元夫の同僚だった方と息子の学習塾で再会して、あなたの活躍を聞きました。
元気で、頑張っているんですね。
あなたを私のような冴えない女との結婚生活から解放して、本当に良かったと思います。
もし、私なんかとずっと一緒に居たら、あなたの活躍はなかったでしょう。
今の奥様は、あなたをサポートできる素敵な才媛とお聞きして、安心しました。
あなたはこの街を離れ、今は東京にいるそうですが、私は、頑張って成功しているあなたを知って、誇りに思っています。
こんな凄い男性と7年間も夫婦でいたことは、私の自慢です。
そんな父親を持つ息子も自慢だし、本当に私の息子なのかと思うほど、優秀です。
別れ際に言った、あの言葉を守って私は生きてます。
この先、二度とあなたの人生に関わることはないから、私のことは忘れて、頑張って欲しいです。
だから、連絡先を残してても、私から連絡することはありません。
それでも、あなたのことを考えない日はこの10年間で1日たりともありませんでした。
私は、7年前に35歳で中学の同級生と再婚して、今は穏やかな幸せの中に暮らしています。
今の夫は真面目で誠実な人ですが、女性との縁がなくて、ずっと独身でした。
中学の頃も、女の子と会話するとどもってしま人でした。
恥ずかしがり屋で、私と再会したときも、上手く会話できませんでした。
私がバツイチになったと知ると、急に、昔好きだったと言われ、バツイチ子有りでもいいから一緒に人生を歩んで欲しいと言われました。
夫は、34歳で童貞だと、恥ずかしそうにカミングアウトしました。
ラブホではオドオドしながら裸になって、シャワー浴びてるときも落ち着きがありませんでした。
初めて私のアソコを見て、夫は鼻血を出してしまいました。
私は、そんな夫が可愛くて、思わず抱きしめました。
夫のオチンチンをおしゃぶりしてあげたら、1分でお漏らしして、ちょっとゴックンはできなかったから、申し訳なかったけれど洗面所に吐き出しました。
夫が傷ついちゃったかなと思いましたが、お口に出してしまったことを、ゴメンゴメンと盛んに謝っていました。
セックスは私主導で、騎乗位でしました。
夫は、中学時代に好きだった私と結ばれて、嬉しい嬉しいと涙を流していました。
夫は、女性の身体が珍しかったのか、いつまでもクンニしていました。
私のアソコを拡げたり、じっと見つめたりしながら、クンニしていました。
今は昔ほど長くはありませんが、夫はクンニが大好きで、ずいぶんと使い込まれたアソコを舐めています。
夫と再婚して7年、元夫との結婚生活に並びました。
それでも、元夫を忘れることが無いのです。
夫と再婚したのは、息子がとても夫に懐いたからです。
夫は、女性慣れしてませんが、子供とはすぐに打ち解けて、まるで自分も子供に戻ったように息子と遊んでいました。
アニメオタクな夫は、息子の憧れの的のようになりました。
まるで友達みたいな夫と息子、仕事が忙しくてあまり息子と遊べなかったあなたのことは、息子はもう忘れてしまったようです。
昨夜、本当に久しぶりに、あなたの夢を見ました。
私が息子と手をつないで、去り行くあなたを見送る夢でした。
すごく切なくて、まだ、あなたのことが好きなのかもしれませんね。
でも、もうやり直せないし、あなたと別れることを考えたとき、私が納得するまで時間をくれて、それで決断できた離婚です。
私は、あなたの足手まといになっているから、離婚しました。
あなたとは、会社の同期でした。
あなたは一流大卒、私は県立高卒、釣り合わない二人でしたが、あなたに気持ちを打ち明けられて、あなたに初めてを捧げました。
私22歳、あなた26歳で結婚、2年後に息子が生まれて幸せいっぱいでした。
息子の出産で退社するとき、
「あんな役立たずの奥さん貰って、彼のキャリアは終わったな。」
「可愛いだけの奥さん。下げマンね。」
はっきり聞こえていました。
そのことがいつまでも重くのしかかり、あなたに愛されれば愛されるほど、家事しかできない無能な妻である私は、辛くなっていきました。
あなたのキャリアに私がいては、お荷物だから、別れた方がいい・・・その思いは日増しに大きくなっていきました。
次第に病んでいく私に気付いたあなたは、腹を割ってお話を聞いてくれました。
「そうか・・・心が持たないか・・・時間はたっぷりある。自分で納得できる結論が出るまで、悩んで考えて、そして出した結論に従いなさい。」
そして出た結論が、別れでした。
両親も、義両親も、私の出した結論だからと尊重してくれました。
夫婦最後の夜、最後にあなたに抱かれて、最後の精液を浴び、そしてあなたの腕に抱かれて、眠りました。
翌朝、最後の朝食を食べて、出勤するあなたを玄関から見送りました。
「さよなら・・・行ってらっしゃい。」
「さよなら・・・行ってきます。息子、頼むぞ。元気でな・・・」
夢では駅であなたを見送ってましたが、実際は、あなたを見送ってから、私は息子の手を引いてあのマンションを出て行きました。
最後、ドアの鍵をかけた後、茶封筒に鍵を入れて、郵便受けに入れました。
コトッと音がして、私とあなたを結ぶドアにもカギがかかりました。
別れて2年くらいの時、夫と男女の関係になり、再婚を本気で考え始めた頃、一度だけあなたのマンションの玄関先まで行ったことがありました。
懐かしいドアの前で、再婚を考えていることを報告しようかどうか迷いつつ、ふと表札を見ると、もう、あなたは住んでいないことが分かりました。
一人になったあなたは、東京行きを受けたのでしょうね。
私は別れ際に、この先、二度とあなたの人生に関わることはないから、私のことは忘れて、頑張って欲しいって言ったくせに、何してるんだろうと思いました。
元夫との縁は、自分から切らなきゃダメなんだと猛省しました。
今でも、あなたと7年間暮らした界隈に行くと、懐かしさでいっぱいになります。
行く用事もないからめったに行きませんが、年に数回、あなたと暮らしたマンションの前を車で走ります。
そんな時は必ずあなたを思い出して、どうしているんだろうと思いを馳せていました。
でも、躍進したあなた、素敵な奥様と暮らしてるあなたのことを聞いて、もう、心配することはないでしょう。
久しぶりにあなたの夢を見て、あなたの幸せを願いつつ、思い出をカキコみたいと思います。
直接伝えられませんが、私も今は幸せです・・・