懐かしい街にやってきた。
実に15年ぶり。
この街は、別れた元妻の実家がある街で、俺30歳、元妻27歳で別れたとき、元妻を実家に連れてきた時以来の訪問だった。
俺27歳、元妻24歳で結婚、結婚して2年間はラブラブで過ごし、毎晩セックスを楽しんでた。
元妻は大人しい女で、22歳の時初めて抱いたら処女だった。
まだ処女膜のあるオマンコをクンニした時、感動的だった。
まだ、誰も舐めたことのないオマンコに舌先を突っ込んでみたりして、まだ、誰も舐めたことのないクリに吸い付いてみたりして、処女のオマンコにむしゃぶりついた。
生チンポで処女膜を破った。
生れてはじめてチンポを受け入れた元妻は、一つになった嬉しさで涙を流した。
「私たち、結ばれたんだね。一つになったんだね。」
って言って、泣いていた。
そのうち、痛みは消え、代わりに快感が身に付き、中で感じるオマンコになっていった。
生チンポで掻き回されて、我慢できずにヨガるとき、とても恥ずかしそうにしてた元妻が心の底から愛しかった。
結婚3年目から子作りを始めたが、最初は流産してしまった。
産院で、元妻は出産には耐えられないかもしれないと言われた。
あまり活発な女ではなかったが、元妻は病弱で、もし、出産するなら命がけになると言われて、俺たち夫婦は子供を諦めた。
すると元妻は、俺が書き込めば完成する離婚届を差し出し、
「お別れしましょう。あなたは、もっと体の丈夫な音あの人と再婚して、子供を持ってください。子供を諦めるのは、私一人で十分。あなたを道連れにはできない。好きだから…」
俺は、好きだから別れたくないと思ったが、元妻は好きだから別れたいと言った。
元妻の両親がやってきて、娘と別れてやって欲しいと言った。
子供が産めないことで、娘は少しずつ病んでいくだろうから、そんな思いをさせるくらいなら、娘だけが出産を諦めて、君には新しい人生を歩んで欲しいと言われた。
夫婦最後の夜、夫婦最後のセックスをして、元妻に最後の射精を振り蒔いた。
精液を指に付け、匂いを嗅いだ元妻、
「この匂い、忘れない…」
と言って、哀しそうな笑顔を見せた。
元妻の荷物を車に積んで、元妻の実家を目指す前に、離婚届を出した。
道中、元妻はずっと黙っていた。
「もう…夫婦じゃなくなったんだね…」
ポロッと口を突いて出た元妻の本音が、哀しく社内に響いた。
元妻を実家に下ろし、荷物を預けて、元義父母に挨拶をして、元妻の実家を出た。
あれから、15年の歳月が過ぎた。
俺は、12年前の33歳の時、27歳の今妻と再婚した。
元妻のように物静かな女ではなく、ハキハキとして、朗らかな女だ。
一緒にいると楽しい女で、今、10歳の娘と39歳の今妻と楽しく暮らしてる。
そんな俺が元妻の実家がある街に行ったのは、仕事だった。
「誰か、○○に明るい奴、出張に行ってくれないか?」
そこは元妻の故郷、俺は、これも何かの縁だろうと手を挙げた。
会社のライトバンで、懐かしい街を訪れた。
仕事を終えて、記憶をたどりながら元妻の実家へ向かった。
42歳の元妻は元気だろうか、元義父母hご健在だろうか、そっと眺めて帰ろうと思った。
元妻の実家の近くのコンビニに車を停め、歩いて元妻の実家へ向かった。
元妻の家の前を通り過ぎながら、チラ見すると、元義母が庭の手入れをしてた。
立ち止まると不自然だから、通り過ぎてしばらく歩くと、軽自動車とすれ違った。
乗ってたのは元妻に見えた。
慌てて身を翻し、元妻の字㏍へ戻った。
物陰から見てると、軽自動車から元妻が降りて、小学校高学年くらいの女の子がランドセルを抱えて助手席から降りた。
「お母さん、待って…。」
その女の子、元妻の面影がなかったから、子持ちの男と再婚したのだろう。
その子供を学校に迎えに行った後、実家に立ち寄るのがルーティーンなのだろうと思われた。
子供が望めないなら、子供がいるシングルファーザーと再婚するという発想は、俺にはなかった。
俺は、コンビニに戻り、コンビニで少しお高めの缶コーヒーを買って、飲んだ。
「良かったな…良かったな…幸せになれよ…」
そう言いながら、帰社するために車を走らせた。
そして、元妻と暮らした短い夫婦生活に思いを馳せた。