元妻と離婚して3年。
俺25歳、元妻22歳で結婚して、3年半で破綻した。
この頃やっと心の整理がついて、早すぎた結婚と未熟な二人は、子供ができる前に決断して正解だったと別れを受け入れることができるようになった。
それでも、やっぱり元妻のことが好きなままだ。
仕事から帰ると、元妻の事を考えてしまう。
夜、ひとりで寝るとき、元妻が恋しくてたまらなくなる。
元妻の身体、柔らかかった。
色白の透き通るような肌、 元妻の身体の匂い、温もり、全て覚えてる。
柔らかな乳房、ピンクのオマンコ、赤らんだクリトリス、忘れない。
元妻のフェラチオ、亀頭を包む舌の感触、気持ち良かった。
そして生で入れたオマンコ、柔らかなオマンコが次第に締まってくるあの感覚、本江馬が喘げば喘ぐほど、オマンコが締まった。
ブチュチュ…噴き出す愛液、重なる唇、絡まる舌、全てが愛しかった。
若かったから、まだ子供はと言って、元妻に精液をぶちまけた日々。
忘れられないけど、やり直せばまた同じことの繰り返しだからと、お互いの連絡先をスマホから消して別れたので、もう、二度と会うことも無いと思って生きてきた。
あと半年で、別れてからの時間が、一緒にいたときの時間に並ぶ。
先日、風の便りで元妻が再婚したと知った。
もう二度と会うこともないけれど、もう二度と俺の愛が届くこともなくなった。
元妻にそっとお祝いと別れを告げようと、日曜の夕方、買い物の帰り、元妻の実家を見下ろせる丘の上に上った。
元妻の実家から、元妻と見知らぬ男が出てきて、車に乗ってどこかへ消えた。
休日、元妻の実家に遊びに来てたのだろう。
俺が見たのは、夕焼けに染まった元妻の後姿だった。
もう、追いかけないと決めたのに、俺は何をやってるんだろう。
「今度こそ、幸せになれよ…」
元妻の後姿を見送った。
そして、もう、偶然にでも元妻とすれ違うことのない街に行くために、異動願を出そうと思った。
さよなら、元妻。
元気でな、元妻。