子供の時母の日や父の日に「お手伝い券」を挙げて事あったでしょう。
これは頑張ってきた夫にありがとうの気持ちで「オナニーお手伝い券」をあげたお話です。
60歳を前にして夫の中折れが頻繁になりました。若いころは少し変態チックなところがあって、私もそれに付き合ってエッチなこともいっぱいしたけれど、今じゃ夫婦生活がうまくいっていませんでした。
私は更年期も終えて、何の心配もなく、子供も遠くで暮らしていることもあってSEXとてもしたいのに欲求不満でした。
夫はといえば、性欲はしっかりとあるようで一人PCの画面に向かって夜な夜な一人作業に没頭。翌朝屑籠には複数のティッシュ。ほんとにできないのかなと疑っていました。
普段は酒も飲まないのですが、夏の夕食にビールを少し頂きました。
昔話をするうち、昔のエッチな話になって
子供を実家に預けて深夜車で公園まで行き、野外でエッチしていて覗きにあって、余計興奮して帰りにホテルで朝まで抱き合っていた話や、ロープで私が縛られてエッチは良いとしてもお尻の穴にまで入れようとするので私が切れた話なんかをするうち、
「今はできないの」と聞いてしまった。
「オナニーは自分のペースで何とか射精するまで持っていけるけど、よっぽど興奮しないと勃起しないんだ」
夫はそう言うと大変すまんといった。
「私なんかおばあちゃんだから興奮しないだろうしね」
「悪いけど、そうかな」
「でも私、あなたの性癖は知っているから、オナニーのお手伝いしようか」
性癖を知っているといっても、全部じゃないので、夫に何に興奮するか書いてもらうことにした。エッチ交換日記のはじまり。
僕が好きなのは、緊縛、露出、それと脚フェチかな。
それは知っている、それ以外、もっと言えないようなこともあるでしょ。
緊縛も露出も他人には言えない。
痴漢とか調教とかも好きだった、漫画や小説AVでそんなのばかり観ていたでしょ。
やりたいことさせてあげてもいいのよ。何がやりたいか考えておいて。
そんなお風にしてお手伝い券、何でも言うこと聞きます券が生まれた。