艶かしかった愛妻の気配と匂い

10歳年上の妖艶美人だった愛妻。
新婚の頃、若い俺の性欲を全て受け入れてくれた三十路の愛妻。
四十路になると愛妻の性欲が爆発し、俺を押し倒して跨った。
五十路になると、溢れんばかりの色気で俺を惑わした。

落ち着いた身のこなしは、昭和女の色香を漂わせた。
美熟女の艶かしさに俺の淫気は奮い立ち、色めき立つ女肌をまさぐった。
しっとりと湿り気を絶やさない女陰に囚われて、淫臭に噎せ返った。
妖艶な愛妻の女肉に浸りきり、吸い尽くすような女肌に男根を囚われ、突姦を繰り返した。

愛妻は乳房を淫靡に震わせ、姦淫の熱に蕩けた。
美しき熟女は淫乱の舞を披露して、女肉の華を咲き散らした。
悦楽の淫水を滴らせながら、男根の淫味に酔い痴れ、閉経女陰で滴る精液を吸い尽くした。
そんな五十路の愛妻の女体は、寝室中に熟女の女集を染み込ませた。

間もなく、還暦間近でこの世を去った愛妻の七回忌がやってくる。
六十路の愛妻を抱いてみたかった…
愛妻を見送って暫くは、家中に愛妻の匂いが残っていた。
三回忌辺りで、愛妻の匂いは寝室だけになり、愛妻の気配だけが残った。
そして今、愛妻の匂いはすっかり消え失せ、愛妻の気配さえもが薄らいでいく…
俺に残されたのは、愛妻との二十数年の思い出…
俺は、愛妻との思い出だけで、生きてみせるさ。