「ただいま。」
「お帰りなさい。」
「由香里、今夜どうだ?」
「そうね、楽しみにしてるわ・・・」
結婚して31年、俺61歳、妻の由香里56歳、俺の帰りを出迎える由香里を見ると、何となく今夜あたり抱かれたそうな雰囲気を感じる。
そんな由香里の雰囲気を感じると、俺も由香里を抱きたくなるから夫婦って不思議だと思う。
長年夫婦をしていると、阿吽の呼吸で夫婦の営みができるようになる。
昨年定年退職した俺だが、人手不足に喘ぐ会社から嘱託で残ってくれと言われ、管理職から現場に戻った。
給料は安くなったが、責任は軽くなり、男根の起ちも良くなった。
二人の子供を産んだ由香里の女穴は最高だ。
長年由香里の女穴を愛用しているが、新婚時代より出産後、40代、50代になって閉経してからと、年を課さんえるほど女穴の具合が良くなっているように思う。
前に由香里にそれを言ったことがあるが、
「そりゃあ、長年あなたを受け入れてきたんだもの、あなたの形に馴染んできたんじゃない?私だって、あなたのを入れられただけで、仰け反っちゃうんだから。もう、やだ。そんな話したら濡れてきちゃうじゃない。」
となって、真昼間からいたしたことがあった。
由香里が閉経して数ねになるが、それ以来、毎回中出ししているからか、夫婦の営みの回数が増えたような気がする。
帰宅時に予め今夜の営みを確認しているから、由香里は薄化粧して紅を引き、妖艶な浴衣姿で布団に入った。
これは、若い時に俺が浴衣姿の由香里に一目惚れさせられたことに起因している。
32年前、職場に掲げられていた7月のカレンダーに浴衣姿の別嬪さんの写真があり、そのあまりの美しさに、
「浴衣姿の色っぽい女って、いいよなあ・・・」
と言ったのを聞いていた由香里に、夏祭りで精いっぱいおめかしした床達姿を見せつけられて惚れてしまったのだ。
紺野美沙子に似た由香里の美しい艶姿にやられてしまったのだが、でも、それは由香里が俺を振り向かせるための策略だったのだ。
スタートから両想いだったから、あれよあれよという間に結婚まで一直線だった。
浴衣姿の由香里の美しさ、色っぽさは天下一品だと俺は思っているから、夫婦の営みの際は、由香里はそういう演出を毎回してくれるのだ。
そんな由香里の浴衣を脱がすと、その下は全裸で、開けた浴衣と由香里の女体はたまらないほど色っぽい。
濃厚なキスをしながら乳房を揉み、長年愛用し続けて真っ黒になった女陰を舐める。
女豆が硬く尖り、それを吸いながら舌先で撫でると、由香里はたまらず痙攣して一度逝く。
虚ろな目で男根を握り、ジュルジュルと唾をまぶして舐めはじめる。
イキリ起つ61歳の男根に、由香里が唇に引いた紅が付く。
還暦過ぎても、薬を必要としない勃起ができるのは、一重に妖艶な美人妻の存在だと思っている。
その男根を女穴にあてがい、ゆっくりと入れる。
「はあぁぁぁぁぁ・・・」
紺野美沙子ばりの美形を歪め、吐息を漏らしながら俺の男根を味わう由香里。
しっとりとした感触、ゆっくりと動かせば、粘膜がネットリとからみつくような感触。
愛妻ゆかりの暖かさを感じつつ、56歳の女陰を味わう。
暫く正常位で抱き合っていたが、
「私が上になるわ・・・」
と言うと騎乗位になり、腰を前後に揺らし始めた。
腰の動きとシンクロして、由香里の乳房が揺れた。
若い頃は、56歳の女と言えばババアだと思っていたが、由香里の女体はまだ緩みも少なく美しく、色気が物凄かった。
「あなた・・・このまま中に出して・・・」
と言い、騎乗位のまま搾り取るつもりだと分かったから、下から突き上げてやった。
「ああああああああ~~~」
とたまらずヨガリまくる由香里は、俺の胸の上にバタっと倒れ込んだ。
ドクドクと由香里の女壷に精液を送り届けた。
「ああ・・・熱いのが出てる・・・嬉しい・・・」
由香里は、精液を女壷で受け入れるのがたまらなく好きだと言う。
愛する夫の精液を一滴残らず搾り取り、その後、女穴からトロ~リと流れ出す感覚が、心から愛されて抱かれた夫婦の営みを実感させるのだそうだ。
精液を拭きながら起き上がる由香里・・・
虚ろな表情の由香里と、唇に引いた紅が擦れて頬に伸び、たぶん、キスした時に俺の唇に付いた紅が乳房に残り、男女のまぐわいの淫らさを彩って官能的だった。
そんな由香里を見て、つくづくいい女だと思った。
子供たちが独立したからこそ、こうやって家の中で遠慮なく夫婦を楽しめるようになった。
老いらくの営みの一幕・・・