とっても優しくて、私の事を大切にしてくれた元夫・・・
別れて3年が過ぎました。
交際2年、元夫26歳、私23歳、まだ早いと言われても押し切って結婚しましたが、結婚生
活は2年で破綻、結局、恋人時代を含めて一緒にいたのは合計4年でした。
二人の年収を合わせて550万円、お互いオンボロアパートで独り暮らしでしたが、結婚し
たらちょっといいアパートになりました。
二人で住むと、経済的だと知りました。
毎日ラブラブでした。
狭いけど、お風呂に一緒に入って洗いっこしているうち感じて来ちゃって、お風呂でエッ
チ、ベッドに戻ってまたエッチ、楽しかったです。
週末はお酒を飲んでちょっと贅沢したり、結婚記念日の時は、貰ったシャンパンを口移し
で飲ませ愛したりしました。
まだ子供は育てられないから、膣外射精でした。
でも、結婚したのでコンドームは着けなくなって、生で元夫を感じていました。
元夫に抱かれ、直接触れ合う喜びを感じていました。
結婚する前は恥ずかしくて声を押し殺していましたが、結婚したらアンアンと喘ぎました
。
結婚する前は恥ずかしくくて我慢してましたが、結婚したら安心して身を捩り、腰をカク
カクさせて、恥かしい姿で悶えました。
羞恥を捨てて、快感にのめり込むと、全身が痺れるくらいの気持ち良さを感じることがで
きて、ああ、これが夫婦なんだなと思いました。
元夫がおちんちんを抜いて、私の胸やおへその辺りに精液をいっぱい出す様子を、ジーっ
と見てたら、元夫は恥ずかしそうでした。
私も、自分お身体に精液をドクンドクンと出されるのを、恥ずかしそうに見てました。
射精って、見るのも見られるのも恥ずかしかったです。
そんな、元夫との夫婦生活が今も忘れられません。
二人合わせて年収550万円って、結構大変でした。
二人とも仕事が終わるとクッタクタ、それからご飯食べて洗濯して、寝るのは12時過ぎて
しまいますから、次第にエッチは週末だけ、恋人時代に逆戻りでした。
結婚して1年過ぎた頃から、子供を作るタイミングとか考え始めたら、妊娠出産で私が働
けなくなると、年収は夫だけで350万円になります。
それ、夫婦で生活していくギリギリ、赤ちゃんを育てるどころではありませんでした。
次第に荒んでいく生活、若い夫婦にのしかかる絶望・・・愛さえあれば・・・愛があって
も無理でした。
ほらみた事か、と言われ、若いうちに人生をリセットするように、両方の親から言われま
した。
両家話し合いの上、円満離婚、慰謝料はありませんでした。
最後のセックスは引っ越し荷物に囲まれて、繋がって、抱き合って、キスしたまま1時間
くらい泣いていました。
最後の射精、もう浴びることのできない元夫の精液、一度でいいから、アソコの中に欲し
かった精液を眺めて、夫婦を終えました。
「ごめんよ・・・俺にもっと稼ぎがあれば、エミを働かせずに済んだのに・・・子供も産
めたのに・・・ふがいないや・・・」
優しいだけでは生活できない、愛だけではやっていけない、現実を突き付けられた思いで
した。
今は、結婚しない人が多いのではなく、結婚生活を維持できない人が多いのだと思います
。
少子化も、こんなところに原因がると思います。
でも、グズグズ言っても仕方がありません。、
「2年間だけだったけど、凄く幸せだった。ありがとう。さようなら・・・」
「エミ、ごめんよ・・・さようなら・・・」
愛したまま、お別れしました。
あれから3年が過ぎました。
私は1年半前にお見合いしました。
相手は7歳年上の人で、真面目を絵にかいたような男性でした。
でも、結婚相手に縁がないまま三十路を迎え、なんとか35歳までに結婚をと、若くしてバ
ツイチの私に白羽の矢が立ったようでした。
イケメンではないにしろ、見た目はまあまあ、でも、実直過ぎて女性慣れしていませんで
した。
優しくても、元夫のように優しくエスコートのできる男性ではありませんでした。
でも、男性の年収は600万円ありました・・・
半年前、
「結婚して欲しい。そして、子供が出来たら、家庭に入って欲しい。」
「はい・・・よろしくお願いします・・・」
私は、この誠実過ぎる男性と再婚します。
女性慣れしていなくて、私の裸に興奮するばかりで、エッチはまだまだ下手ですけど、い
つか慣れてくれると思います。
私は、まだ元夫を愛したままですが、この3年間、1度も会わずに堪えられました。
だから、もう、元夫とは本当のお別れになります。
「さよなら。」
「元気でね。」