私が40代半ばの頃、たった2年でしたが単身赴任をしていて、月に2回ぐらいしか帰宅出来なかった頃、当時中二の娘に妻との営みを見られてしまいました。
金曜の夜、勤務を終えてから車で高速道路を使って自宅まで2時間ちょっと、9時前には帰宅できます。
その日は一杯ひっかけて、ゆっくり寝て、土曜日は10時頃まで寝ていて、娘が部活へ行った頃、妻が私の寝ているベッドに潜り込んできて、夫婦の営みが始まるのです。
「あなた、お帰り。」
「ただいま・・・」
そう言って、妻の乳房を揉むと、妻は掛け布団をバサッと剥いで、全裸になって始まるというのがパターンでした。
でも、あの日は娘の部活が午後からだったので、私達も午後になって営みを始めました。
私がベッドで寝ているわけではなかったので、居間で、妻を後ろから羽交い絞めにして乳房を揉み、気が付けば半裸のまま居間でセックスが始まっていました。
ソファーに座った私に妻が腰掛けるようにして、背面座位で突き上げている時、突然居間のドアが開き、娘が固まっていました。
私達も飛び上がるように身体を離しました。
中二の娘に、両親が繋がる結合部を見られ、慌てない親はいません。
「お、お前に見せたくないから、お前がいないときにと思って・・・」
みたいなことを言った覚えがあります。
「変なもの見せちゃって、悪かったね。大人になって結婚すれば分るようになるけど、お父さんとお母さんは、お前がいないときは夫と妻なんだよ。年取ったけど、今でも愛し合っているから、一つになりたいのよ。でも、今は、もう忘れて・・・」
のようなことを妻が言いました。
娘は、何も言わず、忘れ物を持って再び部活へ行きました。
その土日、私は娘と会話ができませんでした。
あんなことがあって、妻を一人娘の元に残して戻るのが、妻に悪くて忍びない思いでした。
でも、その二週間後、帰宅した時には娘とは何事もなかったように、普通の状態になっていました。
二週間の間に、妻は娘に夫婦とは何か、私と妻がいかに愛し合っているかを離したようです。
それは先日、娘が26歳で嫁ぐとき、私に言ったことでそう思いました。
「お父さん、私が中学生の時、お母さんとエッチしてたの私見ちゃったでしょ。びっくりしたけど、でも、お母さんがお父さんとエッチしたくて二週間待ってるって聞いて、素敵な夫婦だなって思った。私も、そんな夫婦になるね。」
なんだか、12年前の出来事を思い出して、ついでに書き込んでみたりしました。