孝子(仮名)、40歳です。主人は45歳。
結婚15年、子供はいません。
1年半前、私はあのことがある前まではごくごく普通の専業主婦でした。
10年以上も男と女が一緒にいるとマンネリになってくるようです。
それに我慢が出来る私と我慢が出来ず外に女を作ってしまう主人。
出張と言い2、3日帰らないことも3、4回ありました。
そしてあの日、主人と大喧嘩をしてしまったのです。
その夜は私と同じ部屋で寝たくないと主人が言い、主人はリビングのソファで寝ました。
翌日の朝、私は着替えをカバンに入れ、主人が起きる前に家を出ていました。
何処かへ行く当てもなく、私はとりあえず家から遠く離れたくて電車に乗っていました。
気が付けば私が住んでいる県から3つも隣の県のある町に来ていました。
とりあえず落ち着く場所を探そうとホテルを探していました。
そのときふと財布を見ると、キャッシュカードと思っていたのが病院の診察券であることに気付いたのです。
慌てていて診察券とキャッシュカードを間違えたんです。
現金を見ると4千円とあとは小銭。
すぐに実家に電話をして迎えに来てもらうのも悔しく、一晩泊まってあとは明日でも電話をして迎えに来てもらおうと思って、ビジネスホテルくらいならと思い探すことにしました。
しかし、4千円で泊まれるホテルなんかなかなか見つかりません。
時間が過ぎ繁華街では仕事帰りのサラリーマンが酔ってがやがや歩いています。
私はそんな道をカバン一つ持ってとぼとぼと歩いていました。
時間も10時を過ぎた頃、あと30分探してホテルがなかったら実家に電話をしようと思っていたとき、ビジネスカバンを持って顔を赤くして酔っている男性に声をかけられたのです。
「よ、お姉さん、何処へ行くの。そんなかばん持って。まさか家出娘じゃないよね。」
歳の頃なら50歳前後。最初は怖くて俯いていたのですが、
「行くところがないのなら、おじさんとホテルへ行っていいことしよう。」とナンパされたのです。
私が無視をして歩き出すと男性は私の腕を掴んで引っ張るのです。
こんなこと初めてだったのですが、主人に頭に来ていたし、一度くらいならいいかと思いついて行きました。
繁華街を少し入ったホテルに連れて行かれ、部屋に入ると抱き締められました。
「お姉さん、本当にいいのかな。良かったら先にシャワーでも浴びてきてよ。抱いているときに大きな声を出されて警察を呼ばれるのも嫌だから。」
男性がそう言うと私は脱衣場に行きました。
胸がどきどきしていました。
相手は酔っていて逃げ出そうと思えば出来ました。
でもそれをしなかったのは、どうにでもなれと思ったのと主人への恨みからでした。
シャワーを浴びて寝室へ行くと、男性は裸の上からガウンを着て待っていました。
「お願い、逃げたりしないからシャワーを浴びてきて。」
私がそう言うと、男性は素直に従ってくれました。
そのとき、携帯が鳴り見ると主人からでした。
そして主人の顔を思い出すと携帯の電源を切ってしまったのです。
しばらくすると男性が出てきました。
ベッドで私を抱きながら、「何処から来たの。そんなカバンを持っているって言うことは、風俗のプロじゃないよな。」
と聞いてきましたが無視をしました。
結婚して13年と少し。主人以外の男性に抱かれるのは初めてでした。
ただただ体の力を抜いてこの場を切り抜けようと思っていました。
ベッドに寝かされガウンを取られ、私は男性の思うままになっていました。
キスをされ、首を舐められ、胸を吸われ、足を大きく広げられ大事なところを見られ、指を入れられ、そして舌で舐めてくるんです。
その間も男性は自分の股間に手をやり、自分自身を扱いているんです。
「ああ、、だめだ。酒を飲みすぎちゃって起つ物も起たないよ。」
男性はそう言って、私の横へ寝てしまったのです。
見ると男性自身はだらんとだらしなく横たわっています。
私は上半身を起こすと男性のペニスを持ち摩ってあげました。
それでもペニスは硬くならず、さらに口で咥え舌で刺激を与えてあげたのです。
「お姉さん、いいのか。悪いね。」
男性は恐縮したように言っていましたが、ペニスは反対に頭を持ち上げ元気になってくるんです。
だんだん大きくなってくるペニスに私はゴクンと唾を飲んでしまいました。
このとき、主人とはすでに3ヶ月もレスだったのです。
ペニスが最大限に元気になるのを確認すると、私は再びベッドの上に仰向けになりました。
「お姉さんすまないね。」男性はそう言って私の足の間に入ってきたのです。
男性が私に中へペニスを入れようとした時、私は男性の体を突っぱねました。
「お願い、外に出して。中へは絶対に出さないで。」
私がそう言うと、男性は快く「分かったよ。中には出さないよ。」と言ってくれ、ペニスがゆっくりと私の中へ入ってきたのです。
久しぶりに感じる男性自身に私は少しだけ涙が出てきました。
そして何度も私の中に出入りを繰り返しているとき、私は男性にしがみ付いてしまったのです。
正常位からバックに代わり、再び正常位になりました。
そのとき、私はすでに2回ほどアクメに達していました。
「お姉さん、すまない、もう限界だ。」
男がそう言った時、私は「お願い、外に出して。」と叫んでいました。
私と男性がベッドの上で裸で並んで天井を見つめていました。
私のお腹の上には男性が出した精液がありました。
私はそれをティッシュで拭くと、もう一度男性のペニスを口に咥えきれいにしてあげたのです。
「お姉さん、ありがとうな。俺は明日があるからもう帰るよ。お姉さんはここへ泊まっていくといい。朝は朝食が付いているから俺の分まで食べてくれ。」
男性はそう言って、もう一度シャワーを浴び帰ってきました。
私がシャワーを浴びるために脱衣場に行くと、そこに1万円札が1枚置いてありました。
「おじさん、ありがとう。」と思う反面、これが初めての援助交際かと考えてしまいました。