40代で乳がんに罹り乳房を失った妻、その後も後遺症に悩まされ続けセックスはおろかオマンコを見せることも一切なかった。
性の話は御法度、腫れ物に触るような毎日だった。
この夏は酷暑を乗り越えられないほど衰弱し、何回もピーポーのお世話になった。そのたびに命だけは、と仏にすがっていた。
昨夜のこと、昼間の疲れに8時過ぎにはベッドに入り、すやすやと眠りに落ちた。
性慾のかたまりのようなじゅんちゃんはパソコンでsex動画をおかずにオナニーをはじめた途端、ベッドから妻のうなされる声が聞こえた。
「僕が、ここに居るから安心してお休み」と、頬を撫で、安心させようとした。ところが、パソコンの前に座ると、またうなされる声が聞こえる。
「しっかり目を覚ますのだよ。夢だから、心配ないから」と、4回のうなされる声に、一緒にベッドに入り手を握ってやる。
「私、今とても変な夢を見ていた。お父さんが私の中に入れ、ぴったりと身体を着けていた。もっと奥まで入れてと叫んでいたの」
あのうなされ声は、オマンコしているときのよがり声だったのだ。
「良かったかね。オマンコしているときの・・」。はじめて言った妻の前でで「オマンコ」の言葉。
「私、しっかりパンツも着けているのに、確かに抱いてもらっていたの。お父さん入れてなかったでしょう」
「でも、良かった、性の夢は元気になった証拠だよ」。
それから、パンツの上から溝をなぞり、嫌がらないのを確認してじかにオマンコを触っていやった。
左手のぎごちない動作だったが膣に指を入れ、じんわり濡れてくるオマンコの感触を30年ぶりに味わった。
小さくなってしまったクリだが、しっかりと勃起していた。
10分ほどまさぐっていたがすやすやと寝息を立てて、妻は夢の中のsexを楽しんでいた。
79歳の夫婦生活。