喪中葉書で私達夫婦が本格的にSMの世界に入るきっかけを
作って下さった方が亡くなったと知りました。
上手に縛れない私に、妻をモデルにして
丁寧に指導していただきました。
着衣のままでしたが、妻は絶妙な力加減の縛りに感激し
自ら縛られる快感を求めるようになりました。
私達がまだ20代の頃にその方は50代半ばでしたが
その方には私達夫婦は全幅の信頼を置き、アドバイスに
従い約半年に渡り勉強させていただいたのが昨日のように感じます。
全部で10年と言う短い期間のお付き合いでしたがご冥福をお祈りいたします。
最近の妻は付き合いのあるSMサークルで、定期的に開催している
縛りの講習会のモデルなどをしています。
30代の身体は、そろそろ不特定の人に晒すのは限界だと
本人は思っているようで違う楽しみを模索中です。
私としては適当にアブラが乗った身体が
縄に締め付けられている姿も好きなのですが!
最後に教えを頂いた方はSMと性行為とは別物だと
仰有っていました。
縛って抵抗できない女性に無理に挿入することは
レイプに等しい行為だと教わりました。
私達のセックスはプレーとしてのSMを済ませた後に
お互いを愛おしく思いやり繋がります。
そんな意味では私達は主従関係ではなくて
ある意味同じ快楽を求める同士かも知れません。
その教えが、今となっては夫婦和合の秘訣だったと感謝しています。
最後にもう一度、ご冥福をお祈りいたします。