定年を過ぎ、今は妻と二人で野菜の栽培を楽しんでいる。
妻の道子は55歳の超熟女だが、私が知らなかった妻が居ました。
ある日に私は諸用で外出。
妻には戻りは夕方に成るかも?と伝え家を出た。
しかし用事は意外と早くに終わり、他に用事も無かった私は家へと戻る。
家の前には一台の軽自動車が、野菜作りを始めた頃に、色々と手ほどきをして貰った、農業団体が乗る団体の車。
青木さんが来てるんだ…と思いながら家に入る。
玄関先には彼の靴が無いのに気づき、裏の畑かな?
と家の中から畑を見てみる。
妻も彼の姿も見えない。
二人の姿が見えない事に、さほどの疑問も感じずに私は着替えを済ませると畑に向かい、自分の目を疑うような光景が飛び込んで来た。
畑作業に使う農機具や肥料を納めるバラック建ての小屋の陰で、妻と彼は下半身を剥き出しにして繋がり合っていた。
バラック横の柿の木に両手を付き白い尻を突き出す妻。
その大きな尻を両手で抱え荒々しく妻の尻に叩き付けるように腰を揺らす彼。
声を押し殺し苦悶の表情を浮かべ、彼の動きに併せるように妖しく尻を揺らしている。
そこには貞淑だと思い込んでいた妻の姿は無かった。
叩き付ける彼の動きが更に早く成ると下半身だけを、ピッタリと密着させ動きが止まる。
瞬間、妻は顎を突き上げ口を開く、その後に髪を振り乱すように頭を激しく振る。
そして、そのまま崩れるように屈んで行く。
私は息を飲み、その光景を呆然と眺めていた。
彼の物は未だ隆々と天を仰いでいた。
柿の木の根元に屈む妻の眼前に突き出す。
妻が片手を伸ばし、それを握る。
握りながら彼を見上げると、目を閉じ握った物に顔を埋めて行った。
その光景を眺める私は、意外にも冷静で居られた。
妻とのセックスが無くなって、どれくらいだろう?十年…十五年ぐらいは経つのだろうか?
その間、妻は我慢を続けたのだろうか?
それとも私が知らない間に、他の男性と関係を持ち満たして居たのだろうか?
やがて彼の股間から顔を離した妻は立ち上がりバラックの板に引っ掛けて有った下着を身につけ始めた。
私が居る事を気付かれては成らないと思い、私は静かに後退り、その場を離れ車で家から離れた。