掃除しました。3時ごろになってある程度片付いたので、残りは明日
にしようということになりました。すこし肩が凝ったといいながら
私は肩を回しながら、介護士ってマッサージもできるのと聞きました。
実はその言葉は私の賭けでした。願った通りに彼は、できるよと言って
くれました。そのときの状況からしても、私がしてもらいたいと思って
いると感じたはずですから、男性の彼がチャンスを見逃すはずは無いと
期待していたのです。和室の畳間に座ってと言われて、彼は私の後ろで
膝立ちして肩をもんでくれました。胸は大きいほうではないけど、
谷間はすこしはありました。無防備な女性が目の前にいて、さらに
手で触れている。そんな状況で男性がどう思うのかは判りませんが
少なくとも、正常な男性であれば何らかの反応はあると思っていました。
彼の、指が首筋のつばに入り、気持ちよさと、性的な刺激の交じり合った
複雑な気持ちになりました。刺激が強いときには上半身を後ろにのけぞる
格好になりました。すと、頭では、みて!この胸のふくらみをと思い
ながら、胸をそらしていました。何度仮想したときでした。彼が、
「胸以外にあるね」と言ったのです。「失礼しちゃう」「なによ、そんな
ところ見てたの?」と言いました。「もしかしてエッチな気持ちになった?」
と聞くと、「そりゃなるよ」と言っていました。「ねえ、彼女どれぐらい
居ないの?」と聞くと、すこし間があってから「彼女とはいえないかな?」
と答えました。「どういうことなの?」と聞くと、「引かないでね」と言って
から「同じ職場の40代の人妻と付き合ってた」と言いました。
「じゃもう別れたの?」と聞くと、「半年前に別れた」と言いました。
すこし意外でした。「そうなんだ」と言ってからしばらく言葉が見つかり
ませんでした。頭の中で彼と、40代の熟女の姿を想像してしまいました。
「やっぱり軽蔑してる?」と彼に言われて、我に返り、「おっぱい大きか
ったの?」と言ってしまいました。私には胸の大きさのコンプレックスが
ありました。夫は時々、胸の大きな女性を見ると、すごいと声に出して
いました。夫との夜の営みの最中にも、胸を揉んでいる夫に、「小さくて
ごめんね」と言ったことがあるくらいです。私のサイズはBですが、
夫に言わせると、D以上は欲しいと言っていました。余談でした。
「おかしい!何でそんなこと聞くの?」と言われて、すこし顔が赤く
なってしまいました。「私の胸小さいでしょう?」と聞いてしまいました。
「そんなこと無いよ、十分だよ」と彼が言ったので、「何が十分なの?」
と聞くと、今度は彼が顔を赤らめていました。そのしばらくの会話は
私たちの間をさらに親しいものにしてくれたのです。私はなんだか勇気が
出てきたような気がしました。そして、今ならいえると思ったのです。
私は、彼の方に体の向きを変えて、「今日と明日しかないんだよ」と
言って、彼の目を見つめました。彼は、驚きながらも「うん」と
うなずいて、「いいの?後悔しないの?」と聞きました。彼に、私の
気持ちが伝わったようでした。彼は抱きしめて、キスしてくれました。
「僕もずっと思っていた」、「こうなりたいって」と彼は私を床に倒すと
シャツをめくりあげてきました。そしてブラをはずすと乳首を吸って
きました。「この乳首すきだ」、「どうして?」、「乳首は大きいほうが
吸いやすくて、感度がいいから」ふと、夫のことが浮かびました。
「こういう男性もいるのよ!」と言いたかったのです。初めての
浮気でした。これは、私だけかもしれませんが、結婚生活も長く
なると、夫との営みに、変化が無くなり、感じ方が減少していました。
それを、倦怠期というのかもしれません。もちろん、常に工夫して
楽しんでいる夫婦も居るかもしれませんが、私たち夫婦の場合はそう
では無かったのです。彼の、私への愛撫のすべてが、予想できない
神秘に満ちたものでした。背徳感が無かったわけじゃありません。
何度か夫の顔と、子供たちの顔が浮かんでは消えました。そのときに
「お母さん、妻の過ちを許して!」そう思うしかなかったのです。
彼は、夫より性のテクニックは勝っていました。私はすぐに女の
喜びに、身をくねらせながら、体は赤く染まっていきました。
彼自身を口に含み、まるで彼の僕(しもべ)のような姿でした。