妻が私に隠れて不倫をしていた事を知った時に、私は激怒するのと同時に絶望感を覚えた。
妻を問い詰めると、相手は何と未だ幼さいと言っても良いくらいの少年だった。
不倫と言うより、満たされない欲求を少年に求めて肉体の渇きを癒していたのだった。
と言うのも、私が50代の半ばに糖尿病にかかり、性的に妻を満足させる事が出来なくなり、妻もセックスの事は言葉にしなくなり、我慢をしていたみたいだった。
そんな妻を想い私は幾度となく、妻に挑んでみたが結果は、やはら同じで勃起を持続させる事が出来ずに途中で萎えてしまって居た。
妻の告白に拠れば、少年と知り合って未だ半年も経たず、肉体関係を持ったのは、つい最近からとの事。
近くの中学校に通う未だ二年生との事で、知り合ったきっかけは、突然の雨に合った妻は両手に荷物を持ち傘は持ってなく、雨に濡れながら歩いて居る所に少年が傘を差し掛けてくれた。
家に着いた時に、お礼をと少年を家に上げケーキと紅茶で持て成し、色々と話をして仲良く成って行ったとの事。
つい最近までは独立した子供の代わりに新しく子供が出来たと母親のような心境で少年に接して居たとの事。
少年は中学校でテニス部に入っていて雨の日は室内で筋トレだけで部活が終わり、早く帰れる時だけ家に立ち寄って居たらしい。
最近に豪雨のような強い雨が降った時に傘を差しながらも制服をずぶ濡れにして家に来た時に、妻は少年にシャワーを勧め濡れた服や下着にアイロンを当て乾かして居た、着替えの無い少年はバスタオルを腰に巻き浴室から現れた。
その時に、少年とは云え若く引き締まった体に妻は一瞬、目を奪われ見入ってしまった。
食卓の椅子に座る少年のバスタオルに若い男の一本の筋が浮き上がり妻は動揺を覚えてしまう。
忘れかけていた感覚が無意識に甦り、軽い疼きを股間に感じてしまった妻。
その時の感情は思い出せないらしいが、口走るように、私も汗で体が汚れたからとシャワーを浴びて来ると少年に言ったとの事。
その時の妻の視線は少年を誘うような視線だったのだろう、浴室でぬるま湯を全身に浴びせながら、少年のバスタオルの中を想像して思わず指先が蜜壺に伸びてしまう。
そんな矢先に突然、浴室のドアが開き素っ裸の少年が立って居る、妻は息を飲みながらも少年の行動を制する事なく少年を見つめてしまう。
少年も少し怖じけたように浴室に足を踏み入れて来た。