妻が少年を相手に、どんな風に接するのか、私は期待を膨らませ隣の部屋で息を潜め、聞き耳を立てる。
妻との打ち合わせの中では最後には離れ家に行くと成っていて、公園で少年と待ち合わせる前に、離れ家に一組の布団も敷いておいた、布団に真新しいシーツを掛ける妻‥後に、ここで繰り広げられるだろう妻と少年の絡み合いに私は異常な興奮を覚えていた、布団を整え終えた妻の肩に、触れてみる‥妻も今から起こり得る淫らな計画に緊張と興奮が入り交じって居たのだろか、触れた肩が小刻みに震えてるのが分かる。
「あ‥貴方、やはり止めましょう‥」
妻が肩を震わせながら言う。
私も躊躇いを覚えながらも、妻が若い少年と交わり、どの様な仕草をするのか見たいと言う衝動の方が強く、躊躇する妻を説得していた。
居間に入って物音はするものの会話は聞こえて来ない、その内に台所に居るのか食器が当たる音が‥
「座って」
妻が飲み物を運んで来たのだろう少年に言っている。
ジュースか何かを飲みながら、ボソボソと会話が始まる、少年は頻りに家の中を気にしているみたいで
「おばさん一人なんですか?」
「そうよ、今は私しか居ないわよ」
「おじさんや他の人は帰って来ないの?」
「主人は仕事だから子供は別のマンションで暮らしてるの、だから家には私と主人だけ」
妻の言葉を聞いて少年は安心したのか、少し声が弾んで来る。
「いつも、おばさんとメールしながら、おばさんの事を思い浮かべ一人でしてました」
急に少年は大胆になり妻に言う。
「でも逢ってみて想像以上に、おばあちゃんでガッカリしたでしょう」
「ううん、そんな事は無いです今日、逢えて嬉しいです」
「いつも、こんな風にサイトで知り合った女性と逢ったりしてるの?」
「してません、おばさんが初めてです、携帯を買って貰ったのも最近だし、友達がサイトを教えてくれて‥それで、おばさんと知り合いました」
少年の言葉に妻の声も僅かながら弾んだ様に聞こえる。
「今までに女性との経験は?」
妻の言葉に少年の返事が無い。
「じゃ、初めてなの?」
妻も驚いたかも知れないが、聞き耳を立てる私も驚いた。
「横に行っても良いですか?」
少年の声、席を移動する床を摩るような物音、暫く音が途切れ
「あっ!あぅ‥ぅ」
妻の小さな声、それも途切れキスを交わす濡れた音が聞こえる。