「とても感じたみたいだね!良く分かったよ」
「そんなんじゃ無いわ、アナタ…ごめんなさい」
うつ伏せに横たわる妻の肩を撫でながら話す。
恥ずかし気に顔を隠す妻。
「後で、もう一度彼に愛して貰うんだよ、お前も、もう少し大胆に成って良いから」
「もぅ‥もう良いから、お願いだから、もうやめさせて」
上気した顔で私を見つめながら妻が言う。
「駄目だよ、今日はお前の感じる姿をいっぱいみたいんだから」
私は隣の部屋で煙草を吸っている彼を呼ぶ、彼を妻の眼前に座らせると股間の萎えた物に妻の手を導く一瞬、手を引こうと拒む妻。
「ほら!今お前を愛してくれた物だよ、触って上げなさい」
私の声に観念したかの様に妻の手は彼の物に触れて行く。
最初は触れていただけの手は私の指示で彼の物を愛撫するように、しかし躊躇いがちに動き始める。
妻は顔を伏せたまま彼を握り時折、刹那そうに私の方に視線を送る、彼の萎えた物は妻の手の中で多少の膨らみを見せ始める。
「若い人は違うね、お前の手の中で又、大きく成り始めたよ」
妻に言うと、妻はイャイャをするように頭を振り枕に顔を埋め隠す。
「彼と一緒にお風呂に入っておいで」
「堪忍して‥お願い」「もう一度、愛して貰うんだから綺麗に洗っておいで、彼も綺麗に洗ってあげるんだよ」
泪目でイヤと訴える妻、彼に妻をお風呂に連れて行く様に私は彼を促す。
「奥さん、行きましょう」
彼は妻を抱き起こし、妻の手を取り浴室に向かう。
彼に引き連れられる様に従う妻。
暫くして私は浴室に向かい、浴室の戸を開ける。