先月、夫婦の結婚記念日。ホテルで食事をして深夜映画を妻と見に行った。
私41歳、妻37歳。食事も済み、何の映画を見ようかと言うとき、意見が
食い違った。
妻はラブロマンス、私はアクション物。そこでじゃんけんになり私が勝った。
やはりアクション物はカップルが少なく、一番後の席に座って見ていた。
最初は目を見張って見ていた妻も、食事のときにワインで目がトロンとなった。
そしてついには舟をこぎ眠ってしまった。
そこはもう中年の域に入っている妻、寝ていても堂々としたものだ。
しかし、途中から妻の反対側に座っている中年の男が妻の膝を触り始めた。
私もちらちら横目で見ていたが、妻は起きる気配がない。
それをいいことに男は妻の胸を触り、挙句の果てにズボンの前を開けPを取り
出すと妻の手を引いてPを握らせ、妻の手を前後に動かし始めた。
しばらく動かし少し休むとまた動かし、それはまるで射精しそうになると休憩
し、また動かし射精しそうになるとまた休憩、それを繰り返しているように思った。
そんなとき、妻が目を覚ました。
「あなた、何やっているのよ。こんなところで、」
妻はそう言うと、相手の男の顔も見ないで体を男の膝に倒しPを咥え始めた。
妻は、寝ぼけて男を私と勘違いしているようだった。
Pを咥えてもらった男は妻の頭に手を置き辺りをキョロキョロ、1度は私と目が
会った。
そして男は罰が悪そうに体を震わせ射精、妻は男の精液を口に受け止めたらしい。
男はすぐにズボンのファスナーを上げると席を立って外へ出て行った。
妻はそのときになって男が私でないことに気付き、反対側の私を見たが私は咄嗟に
寝た不利をした。
家に帰って改めて妻を誘ったが、いつもは疲れているのにと言う妻も、その夜は
素直に私に抱かれていた。