そこには、バスタオルを巻いただけの嫁さんの姿が映っていた。「え? 絵美? ちょ、ちょっと待って・・・・・」私は、まさか嫁さんがそんな格好で映ると思ってもいなかったので面食らった。 「ん? なに? どうかした?」嫁(絵美)は濡れた髪を拭きながら、キョトンとした顔をして画面に映っている。嫁さんも、まさか自分のそんな姿を私の同僚の島崎に見られてるとは微塵も思っていないのだろう・・・・・・いつものようにリビングのソファーにリラックスした様子で座っていた。島崎はカメラに写り込まないようノートパソコンのそばに立って、興奮を隠しきれないのか、口に手をやって嫁さんのバスタオル姿をじっと見つめていた。私はその状況にもうすでにドキドキが止まらなくなり、『そんなじっと見るなよ!』と言うように無言で島崎に向かって手を振ったが、島崎はそれを無視し、食い入るように画面を見続けた。すると、私が手を振ったその変な動きに気がついた嫁さんが、「え? たっくんどうかした?」私(青木拓也)に問いかけた。「あっ、いや、なんでもない。ちょっとハエが・・・・・・」と、私は適当に誤魔化し、「・・・・・・っていうか、今頃お風呂入ってたんだ? 遅かったね。もう寝ちゃったのかと思ったよ」できるだけ、自然に会話するようにした。「あれ? 言わなかったっけ? 今日、大学のサークルの時の子たちと飲みに行くって」「そうだったっけ? じゃあ、お酒飲んでるんだ」「うん。ちょっとだけね・・・・・・」ちょっとだけ、とは言うものの、嫁さんのテンションがいつもより高いのがわかった。すると、嫁さんはその少し高いテンションで話しを続けた。「あっ、そうそう。今日ね、そのサークルの飲み会でね、 後輩の男の子に『先輩、結婚して綺麗になりました?』って言われちゃった!」「ふ、ふ〜ん、そうなんだ・・・・・・」「だからね、どのへんが? って聞いたのね、 そしたら『全体的に』とか言うから、『コラ、適当なこと言うな〜!(笑』 って、言ったらね、その子、次になんて言ったと思う?」「さ、さぁ・・・・・・」「それがね、『結婚してちょっと胸が大きくなりました?』だって。 だから私、『それ、セクハラだぞ〜! 大きくなんてなってないわ〜(笑』って」「そうなんだ・・・・・・」私は嫁さんのバスタオル姿が気になり、正直、嫁さんの話がぜんぜん頭に入ってこなかった。なので、心ここにあらず状態で適当に返事をしていたかもしれない。すると、嫁さんは「ん? たっくん、どうかした?」「え?」「なんか元気なくない?」と聞いてきたので、「そ、そんなことないよ・・・・・・」と言うと、嫁さんが、思わぬことを言い出した。「あ〜〜〜、わかったぞ・・・・・・」嫁さんは、何を勘違いしたのか、カメラに向かってニヤっとすると、「もうしょうがないな〜・・・・・」と言って、おもむろにバスタオルに手をかけた。「そんな元気ないふりしちゃって・・・・・・はいどうぞ・・・・・・」そう言うと同時に、嫁さんは巻いていたバスタオルを両手で開き、カメラに向かって、自分の胸を見せたのだ。「おっ、おい、絵美、ば、ばか!!!」ノートパソコンの画面に、嫁さんの小ぶりだけど形の整ったお椀型のおっぱいが二つと、その中心に、小さめの桜色した乳首が二つちょこんと、でも、はっきりと映し出された。あ、あ、あ、、、、、私はあまりに突然な展開に慌て、あからさまに気が動転してしまい、とっさにノートパソコンの画面を両手で隠した。
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他人の嫁さんの裸を、旦那の目の前でどうどうと動画に撮るなんて・・・・・・いやいや、いくらなんでも。それはダメだろ。私は島崎に向かって必死に手を振ったが、島崎は撮影をやめようとしない。それどころか、島崎はノートパソコンの画面にスマホをギリギリまで近づけて嫁さんのおっぱいをアップにして撮影していた。「ねぇ、たっくん? 今、何か音しなかった?」「・・・・・・」やばい。ピンチだ。本当にどうしたらいいんだ??でも、とりあえず嫁さんに何か答えないといけない。「ん? 何か聞こえた? 俺は何も聞こえなかったけど・・・・・・」と、私は白を切った。「ふ〜ん、そっか。じゃあ気のせいか」嫁さんがそう言っている間も島崎は嫁さんの裸を撮影し続けているので、とりあえず私はビデオ通話を終えることを試みた。「絵美、今日はもう寝よっか」「え? もう?」「うん」「え? 今日はしなくていいの?」嫁さんはちょっぴり不思議そうな顔をして続けた。「だって、たっくん、出張の時はいつも私の裸見て、自分で”して”から寝るじゃん」嫁さんは、さらっと私のとんでもなく恥ずかしい秘密を島崎に暴露してしまった。島崎は、私を指さし、腹をかかえ、声を殺して笑っている。私はもう、、完全に詰んでる状態だった。もうどうでもいい。たのむから、今日はとにかく終わりにしてくれ、と藁をも掴む思いで、「え、うん。今日は、ちょっと疲れてるから、、いいや」私がそう言うと、嫁さんは、逆に私を挑発するかのように、言った。「な〜んだ、お風呂上がりだから、私、今パンティー履いてないのにな・・・・・・」おいおいおい。もうやめて。もうこれ以上、俺を困らせないでくれ。そして、もうこれ以上、島崎を喜ばせないでくれ。このままでは気がおかしくなってしまう。と思った私は、意を決して嫁さんに言った。「ホント、今日はもう大丈夫。明日帰るから、明日にしよ。ね」すると、さすがの嫁さんも諦めたのか、「そっか、たっくん、本当に疲れてるんだ、ごめんね。大丈夫?」「う、うん、大丈夫。俺のほうこそ、ごめんね」私はいろいろな意味をこめて、『ごめんね』と嫁さんに言った。すると嫁さんは、「じゃあまた明日ね。気をつけて帰ってきてね。おやすみ。チュッ」嫁さんは可愛くキスする仕草をし、無事? ビデオ通話は終わった。・・・・・・『ピコ!』島崎が動画撮影を終える音がホテルの部屋に響いた。そして、島崎が第一声、「おおぉー!すげぇ〜もの見ちゃったよ!マジですげー! すげー美乳だった!! 青木、お前マジで神だーー!! でも最後、あともう少しで下のお毛々も見れたのにーー!!!(笑」文字通り満面の笑みを浮かべて、大興奮して騒ぎまくる島崎を見てたら、私もどっと力が抜けてしまい、不覚にもつられて笑ってしまった。が、・・・・・・いや、笑っている場合じゃない。私は我に返って言った。「おい、島崎、その動画消してくれよ」私は当然のこととして島崎に言った。だが、島崎は全く意に介さず、一言「え? イヤだよ」これにはさすがの私も、
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私は出張から帰るとさっそく嫁さんに聞いてみた。「ねぇ、絵美。今週末って暇?」「暇だけど、なにかあるの?」「じゃあ、うちで宅飲みしてもいい?」「宅飲み? 別にいいけど、誰と?」「俺の同期の島崎って覚えてる?」「うん、あの島崎さんでしょ? 去年のバーベキューでも会ったよね」「そう、昨日、その島崎と一緒に出張だったんだけどさ・・・・・・」「へ〜、そうだったんだ」「実はさ、昨日の出張なんだけど俺が島崎に無理言ってついてきてもらったんだよ・・・・・・」「え? なにかあったの?」私は出張の帰りの新幹線の中で、島崎と打ち合わせをした”作り話し”を嫁さんに話した。その内容とは、私が仕事でミスをし、相手に謝罪するために島崎に無理を言って出張に同行してもらったこと。そのお礼をしようと思い、私が島崎に何がいいか聞いたら、キャバクラに行きたい、とリクエストされたこと。でも、キャバクラはちょっとまずいから、だったら、私の家で宅飲みするっていうのはどうか?と島崎に提案したということ・・・・・・ここまでの流れを、私は嫁さんにざっと説明した。すると嫁さんは、「そっか、じゃあ島崎さんに無理を言ったお礼の、宅飲みってことね」「そ、そうなんだよ。だから、絵美もちゃんとオモテナシしてあげてほしいんだよ」「うん、わかった。じゃあ頑張って美味しい料理つくらなきゃね」「そ、そうだね。それとさ、もう一つお願いがあるんだけど・・・・・・」「なに?」「その宅飲みのときにさ、去年のバーベキューに着てたあの白い服を着てほしいんだよね」「え? あのニットのやつ? どうして? 別にいいけど」「い、いや、あのさ、島崎が最初、本当はキャバクラに行きたい、って言ったじゃん」「うん」「だ、だからさ、島崎にお礼の意味も込めて、宅飲みでもちょっとキャバクラっぽくっていうか、 絵美が少しでも可愛くってセクシーな服を着てあげれば、島崎が喜ぶかな? と思って・・・・・・」私は嫁さんがどんな反応をするのか心配になっててしまい、最後の方は声が小さくなってしまった。すると嫁さんが、「え? キャバクラっぽく? あのニットのノースリーブってキャバクラっぽいの?」「い、いや、キャバクラっぽくはないかもしれないけど、あれ、可愛かったな、と思って・・・・・・」私はうまく理由を説明できず、しどろもどろになってしまった。すると嫁さんが「う〜ん、なんかよく分かんないけど、とにかく普段着じゃなくて、 ちょっとは色気のある格好をして島崎さんをオモテナシしたほうがいいってことね」「そ、そう。そういうこと! さすが絵美、理解が早い」「じゃあ、下もジーンズとかより、スカートにしたほうがいい?」私の要求に先回りして答えてくれる、もの分りの良い嫁に、この時ばかりは心から感謝した。「そ、そうだね。できれば短めのやつがいいかも・・・・・・」「短め? う〜ん、あったかな〜?・・・・・・ちょっとまってて」嫁さんはそう言うと、ウォーキングクローゼットに入っていった。そしてしばらくすると、着替えをして出てきた。「こんな感じ?」「・・・・・・(ゴクリ)」私は思わずつばを飲み込んでしまった。久々に見たあの白いニットのノースリーブは思っていたより生地が薄く、胸元と脇のところが大きく開いていて、ノースリーブというより、タンクトップに近い感じだった。なので、ふつうに立っている状態でも正面からはブラジャーが透けて見えたし、脇からも見えた。でも、それより、驚いたのはスカートのほうだった。私は思わず嫁さんに聞いてしまった。「そ、そんなスカート持ってたっけ?」「あれ? たっくん、見たこと無かった?」「う、うん。はじめて見ると思う」「え? そう? 変? ちょっと短すぎるかな・・・・・・」そう言うと、嫁さんはその淡いベージュ色のフレアスカー
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