ちょうど4年前の春、妻が小料理屋を始めました。
当時29歳の妻、30歳までに自分のお店を出すのが夢だったそうです。
場所は叔父さん(妻の父の弟)の所有物の建物で、1階がお店(カウンター5人ほど、テーブル2組)で2階は座敷(4,5畳が2部屋)のこじんまりしたところでした。
改装費の半分は妻が貯めていたのですが、半分は叔父さんから借りることになりました。
ちゃんと家賃も払いますからという妻の約束で一応契約書も交わし、女友達もバイトで雇って入ってもらいました。
私はと言うとサラリーマンをしていたので仕事が終わると手伝う程度に、、、
最初の頃は友人たちが友達を連れてきたのと若い女将が始めたと言うこともあってずいぶん繁盛していたのですが、冬になるとあのコロナが、、
友人のバイトも辞めてもらい、私が暇を見て手伝うと言う事で一人で地道にやっていたのですが客が来なくなってはどうすることも出来ませんでした。
それでも店を始めて2年ほどは頑張っていたのですが、家賃や光熱費、仕入れの材料費も入れれば赤字は改善できませんでした。
そればかりではなく始めた時の改装費の半分も叔父さんから借りていたことから叔父さんとの関係もぎくしゃくしていったのです。