大陸の某都市に駐在中、私は日式カラオケのママさんと懇意になった。彼女は童顔、背が低く、ふっくら柔らかい体つきと白いはだをしていた。性格も明るく、穏やかで柔らかく、日本人には人気があった。
私は堅物で不倫はおろか、キャバクラなどにもほぼ行ったことがなく、ましてその国のような、たくさんのお姉さんから一人選び、店の中で乱痴気騒ぎをするような店に行くことはほぼなく、金の無駄だと思っていたが、赴任したてで仕方なく行っていた。
しかし、帰り際にそのママさんに、手を握られ、これだけでは寂しいからまた来て欲しいと言われ、本気になってしまった。
そしてその次、私はバカみたいにママさんに連絡し、一緒に食事をし、その後店に一緒に行った。彼女は冬なのにミニスカートに着替え、ナマ足でヒールを履き、私の隣に座り、脚を組んだ。聞けばそのママさんは既婚者で、自分は出稼ぎにきており、ダンナとは離れ離れ、一人暮らしをしていると言う。私はミニスカから突き出た太腿に目が釘付けになりながら、相槌をうった。ただ私はそれに触れる勇気もなく、ただ会話していたところ、ママさんは別の客に呼ばれてしまった。ただ出る際に、私の耳元ですぐに戻ると囁き、私の膝を撫でていった。私はその後、別の女の子と話しながら気もそぞろで、早くママさんが帰ってくることを望んでいた。
ただ、ママさんは夜中の2時を回っても帰ってこなかった。そろそろ帰ろうかと思ったところ、ママさんは戻ってきて、一緒に自分の家に行こうと言い出した。私は胸が高鳴りながらも、あまりに事が自分に都合よく進むことに、戸惑いを隠せなかったが、またまたアホみたいについていくことにした。(続く)