離婚したのは結婚して10年、俺37歳、元嫁34歳の時だった。
元嫁は若い男に言い寄られ、身体を許した。
その後の元嫁は、浮気じゃなく、本気になった。
はじめは軽い遊びだったようだが、一度体を許したら、元嫁の身体が夢中になった。
「あなたでは届かない場所を撫でられて…あなたでは味わえない快感に…ごめんなさい…」
身体が夢中になったら、心も奪われた。
「彼は、運命の人…」
早い話、結婚してるのに俺は元嫁に振られたのだ。
相手の男は元嫁より6歳若かったが、俺より年収があったしいい身体してた。
再構築を提案できる雰囲気ではなく、元嫁に未練が残る俺の方が格好悪い感じになってた。
浮気される方が責められるみたいな離婚劇で、元嫁は家を出た。
俺が親権を持った8歳の娘は、下唇を噛んで出ていく元嫁を上目遣いに見ていた。
「バイバイ…ママ…」
娘は、幼いながらも事情を理解していた。
元嫁が玄関を閉じた途端、大粒の涙を流した娘を抱きしめた。
慰謝料は二人合わせて1,000万円振り込まれた。
「俺は、1,000万円であいつを売ったんだな…」
そう呟いたら、情けなくて泣けた。
離婚して半年の頃、元嫁から電話があって、会いたいと言われて一度会った。
要件は、若い男との再婚についてだった。
俺といたときの元嫁は清楚な服装だったが、半年ぶりに見た元嫁の服装は、ブラウスの胸元を大胆に開き、ヒップのラインを強調するスカートを穿いていた。
覗ける胸元には、キスマークが数か所見えて、激しい性生活が窺えた。
「お前…キスマークを見せつけるようにするな。はしたない…」
「あなたに、彼がどれだけ情熱的なのか、知ってほしかったのよ。毎晩…お休みの日は一日何度も愛されて、私、幸せよ。別れてくれて、ありがとう。」
再婚宣言され、これで俺は元嫁を完全に失ったと悟った。
別れ際、
「これ…ご覧になれば、私を諦められると思うから…」
一枚のDVDを渡された。
恐るおそる再生すると、元嫁が若造のチンポを舐めていた。
そのデカさは、500mlのペットボトルぐらいあって、咥えられないから舐めていた。
その500mlのペットボトルぐらいのチンポを元嫁のオマンコにゆっくり突き刺されるのだが、その時の元嫁の顔がたまらない表情してた。
徐々に広がっていく元嫁のオマンコから、ミシミシという音が聞こえそうなほどパッツンパッツンにオマンコの皮が張っていた。
あんなにデカイのを入れられて、元嫁は痛そうに歯を食い縛っていたが、若造は構わずゆっくり抜き差しをしていた。
根元まで突っ込むとき、元嫁のオマンコの柔肉が一緒にめり込んでいって、ゆっくり抜き出すとき、オマンコの柔肉が引きずり出されるようにめくれてた。
時々、若造は全部抜くんだが、その時元嫁のオマンコはポッカリ口を開けたままになるんだ。
そしてまたゆっくり挿入して、ゆっくり抜き出すを繰り返しているうち、元嫁の表情は快楽に歪んでいて、あの巨根に慣らされていってるのが分かった。
たとえ復縁出来ても、俺のチンポじゃもう満足できないのは明らかだった。
あれは確実に元嫁の子宮口まで届いてて、亀頭はきっと子宮の中にめり込んでいるだろう。
ものすごい表情でヨガリながら、シーツをおもいきり握り締めて、元嫁は全身痙攣させて白眼を剥いて、ついに潮まで噴いた。
あんなセックスを経験したら、女はメロメロになるだろう。
画面では、どうやら若造は元嫁のオマンコの奥深くに射精したようだった。
巨根が抜かれると、おびただしい量のザーメンと愛液の混合液が滝のように流れ出た。
「そうか…種まで付けられたか…」
俺だけのものだっ唇も乳房もお尻も太股もオマンコも、全て知らない若造に奪われた。
夜になると、今頃、元嫁は知らない若造のチンポをしゃぶって、オマンコを拡げられてクリを吸われてヒイヒイ言ってるんだろうなと思うと、哀しかった。
そして、オマンコ掻き回され、今夜も子宮に直接ザーメンぶっかけられているのだろう。
無遠慮に生の巨根を突っ込まれ、容赦なくザーメンを大量に放出して、オマンコの中のヒダの隅々まで若造の遺伝子を浸透させられて、ヨガリ狂う元嫁…
俺よりも遥かに太く長いチンポに魅せられて、セックス依存症になった元嫁…
さよなら…元嫁…
俺は40歳で再婚した。
相手は、娘の学校のPTAで出会った、娘より2学年下の娘を持つ5歳年下のシングルマザーだ。
新しい嫁とは、PTAの通学路安全点検班で一緒で、親密になった。
嫁は、娘を妊娠中に元夫にバイトの女子大生と浮気され、あろうことか、その女子大生を妊娠させてしまった。
元夫は離婚、女子大生は退学、二人とも多額の慰謝料を支払い、その後一緒になったものの、後に女子大生が産んだ子が、嫁の元夫の子ではないと分かり修羅場になったそうだ。
妊娠中に離婚した嫁は、結婚期間は2年に満たないで終わっていたから、バツイチとは思えないとても綺麗なオマンコをしていた。
そして、元夫との子作りセックス以来10年ぶりのセックスに、身も心も蕩けていた。
再婚して今年で10年、俺が元嫁と暮らした時間に並んだ。
俺は50歳になったが、今も45歳の嫁を可愛がり、抱いている。
2年前に俺の娘が、今年は嫁の娘が大学進学で家を出て、再婚して初めて夫婦二人きりになり、毎日イチャイチャしている。
いい年をした男女が、休日は白昼も裸でチチクリ合っている。
おかげで綺麗だった嫁のオマンコも、すっかりドドメ色になった。
昨年、元嫁が離婚以来12年ぶりに連絡してきて、外で会った。
元嫁は、若い女に走った若造に5年前に捨てられて、小学5年生の息子と二人で暮らしていた。
「ご無沙汰してます…」
と言うと、元嫁は俺に柘植の櫛を渡し、
「あの子、今年成人よね。私には女の子はいないから、これ、受け継いで欲しいの…」
と寂しそうに言った。
「ああ、わかったよ。お前、だいぶやつれたけど、大丈夫か?」
「ええ、この子がいるから…じゃあ…お元気で…」
「お前も元気でな…」
去ってゆく元嫁の後ろ姿には、恐ろしいほどの悲壮感が漂っていた。
最近になって、元嫁が亡くなっていたことを風の便りに聞いた。
今となっては赤の他人だが、一度は愛した女の訃報は切なかった。
俺は、元嫁と初めてキスした河川敷の公園に佇み、在りし日の元嫁との思い出をたどった。
元嫁とは、間違いなく幸せな日々があった。
元嫁は、自分の余命を知って、事前に形見分けをしたのかもしれない。
そうでなくとも、亡くなる前に、一目元嫁が俺に会いに来てくれたことが嬉しかった。
ただ、残された息子の行く末を思いつつ、元嫁にお別れを言って、公園を後にした。