初めまして。
今から10年くらい前の話です。
当時僕は初めて出来た彼女とワンルームアパートに同棲していました。彼女(以後Aさん)スタイルが良く、顔立ちも良く、僕には勿体ないくらい素敵な人でした。
A子さんは非処女、僕は童貞だった事や、元々A子さんがS気質だった事もあり、A子さんとのHではA子さんに主導権を握られていました。
A子さんは強気な性格で、プライドもちょっと高かったので、Hの時にも弱い所を見せない人でした。
付き合って1年くらいして、僕の2歳下の弟(B)が泊まりに来ました。以前からA子と僕が出かける時にBも一緒だったため、A子とBは面識もあり、普通に仲の良い関係だったので、泊まると決まった時は何も心配はしてませんでした。
Bが18時くらいにアパートを訪ねてきて、そこから23時過ぎまでお酒を飲んだと思います。僕は次の日朝から仕事だったのと、だいぶ酔っ払っていたので布団もひかず、そのまま横になって眠りました。
この時、Bが「俺もそろそろ寝るかなー。」と言い、「じゃあ今布団引くからちょっと片付けるかな」とA子が言ったのを今でも覚えています。
ふと眠りから覚めると、部屋は真っ暗で僕は壁の方を向いて寝ていたみたいです。僕の後ろ側、つまりA子とBが寝ている側がゴソゴソ動いている音がしましたが、寝起き当初は気になりませんでした。
目が覚めて少し頭が回ってきて、少し伸びをしようと体を動かした時、急に僕の後ろ側からのゴソゴソと言う動いてる音が止まりました。同時に「まって!」と小さな声で、でもちょっと焦ったようなA子の声が聞こえました。
その時凄く嫌な予感がして、何故かはわからないですが僕は伸びをするのをやめました。そして寝たフリを続けたのです。
「大丈夫大丈夫、、寝てるよ。」とB。
ちょっと無音の後、ペチャペチャという感じの音が聞こえて来ました。
何かの間違いだろう。きっと違うだろう。と冷静を装ってその音を聞くことに集中していましたが、心臓はバクバクしていました。
チュッとか、クチャクチャとか、そーゆう音が聞こえてきて、時折聞こえるA子の荒い息遣いや吐息。
僕は心臓がバクバクしすぎて軽い動悸みたいになりました。また、色んなことを考えていて混乱状態です。寝返りをうって、何が起きているのかを知りたいけど見たくない。見るのが怖い。
そんな事を考えていていると、「あ、あ、そこはダメ。。ダメ」とA子の色っぽくちょっと情けない声が聞こえました。
僕がA子とHをしてる時には聞いた事の無いような声。心臓の辺りがグッと潰れるような感覚のショックを受けました。
やがてA子の抑えていた声は大きくなりました。今思うと僕を起こさない様に声を我慢していたのが気持ちよくなりすぎて理性が飛んだのかと思いますが、その時の僕には、気の強くて弱みを見せないA子のイヤらしくて雌のように喘いでいるのが凄くショックでした。
「あ、、、あぁ、何で?」A子が息も絶え絶えに言いました。
「分かるよね?」Bが笑いを含んで言っているのが何となく分かるような言い方で言いました。
2人が何をしているのか見えていない僕は、頭の中が?でした。
少し沈黙のあと、A子がゴニョニョ何か言っています。
「聞こえない。あと敬語で言って?」とB。
「、、、イかせてください。」
「今度からちゃんと言ってね。」
「あっ!!あ、あ、あー!はい!言います。言います!!あっ!!イクイク!イッちゃう!!!」
グチャグチャと音も聞こえました。あの強気で、プライドの高いA子が僕とのHでは絶対にしないやり取りをしているのを聞いてこの世の終わりくらいショックでした。
ましてや実の弟のBにA子が服従しているこの事実を受け止めたくなかった。
そして、悔しい事に僕のチンコは一連の流れの中で、射精しちゃうんじゃないかと言うくらいギンギンに脈をうっていました。
そのあとも長い時間、前戯をしている音が聞こえました。その音からはBがA子の体をねっとりと遊んでいるのがわかりました。
「あ、あ!!ダメダメダメダメ!!!ホン、トに、あっ!!あぁ!!!
」
「え、乳首でイッちゃうの??A子ってホントは淫乱なんだね。雌豚だね。」
「あっ!!あ、あ、はい。雌豚です。あっ!あっ!!ごめんなさいごめんなさい、、」
そんなやり取りを聞いた時、もう自分のチンコが我慢の限界まで来てしまい、多分A子がイッたであろうタイミングで僕もイッてしまいました。
やがて挿入し始め、敷布団の擦れる音、A子の情けない喘ぎ声、Bの屈辱を与えるような言葉責めが聞こえました。時折おしりを叩く音が部屋に響き、その度に「ああっ!!!」とA子が声を出していました。
A子は何回も何回もイカされていました。僕はA子をイかせた事はありません。ましてやこんな情けなくてイヤらしい声も初めて聞きました。
実の弟であるBに服従し、調教されているA子に僕は興奮をしてしまいました。本来なら怒りや悲しいはずなのに。
「ねえ、俺と兄貴どっちのエッチが気持ちいい?」Bが聞くとすかさず、
「Bくん!Bくん!!!BくんのHヤバイ!!!好き!!あ、あ、もっともっとついてー!!!」と、まるで狂ったように喘ぎながらA子は答えていました。
しばらくしてBがはて、A子と一緒にお風呂に入りに行きました。
僕は恥ずかし事に、また、本当に悔しいのですが、2人のやり取りを聞いて2回もイッてしまいました。
次の日、何事もなかったようにBもA子も接していました。全て聞いていた僕もいつも通りを装いました。
僕は仕事に行きましたが、A子もBも休みでアパートにいたため、僕が仕事に行ったあとも多分Hしていたと思います。
段々と冷静になり、僕は悔しさのあまり仕事中に泣いてしまいました。
その後Bと僕の間は今まで通りに装っています。A子とは1年後くらいに別れました。A子とBは内緒で会ってHしていたみたいです。
A子と僕のHに何か変化する事はなく、僕の前では強気なままでした。
A子と別れたあと色々あり、BとA子に復讐する事になるのですが、それはまた別の時に書かせて頂きます。
長々とすいません。読んで頂きありがとうございます。