この計画の肝はトシさんがどれだけ私の願望に理解を示してくれるかと、それに沿った寝盗り方をしてくれるかに尽きます。早速メールでの打ち合わせを始めました。さすがのトシさんも、私からの依頼のようなシチュエーションは経験がないとのことでしたが、大いに興味を示していただきました。まずは計画の第一段階はクリアできたようです。続いて打ち合わせは具体的な内容に入って行きました。成功のための条件としてトシさんから上がったのは、まず一つ、妻が誘いに乗りやすいような状況を自然と作ること。そして二つ目に、仮に成功した場合その後の進捗状況を、私が細かに把握できること。でした。さらに、誘い方については、いきなり二人で会おうと言っても妻が戸惑うでしょうから、まずはアドレスの交換から始めて、その後ゆっくり時間をかけて攻略したほうがよいのでは、との提案がありました。いちいち尤もな話ばかりで、結局具体的な段取りはほとんどトシさんが考えたものが中心になってしまいましたが、その内容については私にも異存はなく、おおまかな枠組みができたところで、残るは妻の承諾と再会日時の調整のみとなったのです。その晩、いつにも増して激しいセックスの最中に妻へ二度目の3Pの話を持ちかけました。予想はしていましたがあっさり承諾。少し拍子抜けするほどでしたが、なんにせよ計画の第二段階もクリアできたようです。以前書いたように、私たち夫婦は平日の日中しか時間がとれないため、三者の仕事の都合がつくまで思ったより時間がかかり、結局日時が決まったのは、初めての密会から三ヶ月後、季節は既に春から夏へ変わっていました。その日は朝から30度を超える猛暑日で、前回と同じ待ち合わせ場所に、やはり前回同様先に着いた私たちは、クーラーを全開にしてトシさんの到着を待っていました。二度目ということもあり妻の様子も落ち着いたもので、それはノースリーブのシャツにショートジーンズというラフな服装にも表れていました。専ら緊張しているのは企みのある私の方で、なんとなくギクシャクしてしまう会話で妻に気付かれはしないかと心中穏やかではありませんでした。そいうこうしているうちにトシさんも到着し、乗り合わせてホテルへ向かいます。今回はサプライズの企画はなし。妻は助手席、トシさんは後部座席でしたが、二度目の気安さからか三人の雰囲気も随分打ち解けたものでした。前回と同じホテル、同じ部屋に到着。乾杯もそこそこにプレイへと移ります。一度文字通りの裸の付き合いをしているからなのか、自分たちでも驚くほどスムーズに行為へと入っていけました。今回は後の展開も考えて、初めから三人同時にベッドインすることにしていました。ベッドの中央に仰向けに横たわる妻を挟んで、両脇から私とトシさんの愛撫が始まります。私が右側からキスをしながら妻の胸を、トシさんは左側から妻の下半身へと唇と手を滑らせていきました。四本の手と二つの唇で同時に愛撫されるという初めての経験に、妻は早くも深い吐息を漏らしています。私がシャツをたくし上げ直に乳首を口に含んでいる間に、トシさんは早くも妻の下半身を露わにさせ陰部へと指を這わせています。照明を落とした室内に、妻の喘ぎと陰部から漏れる愛液の音が響きます。トシさんの舌が妻の太ももからウェスト、そして左胸へと上がってきました。私も舌と唇で右胸への愛撫を続けていますので、妻は両胸を別々の唇で吸われている状態です。私は愛撫を続けながら開いた手でズボンと下着を脱ぎ棄て、既に張りつめた怒張を妻の太ももへと擦りつけます。目を閉じ喘ぎながら妻は右手を私の愚息へと伸ばしてきました。トシさんも愛撫を中断し衣服を脱ぎ始めていましたので、今度は私が妻の陰部へと右手を滑らせます。既に愛蜜で溢れかえった部分に指を差し込み抜き差しを始めると、妻はひと際甲高く嬌声を上げながら私のペニスを上下にしごき始めます。左手にも既にトシさんの巨根が握られていました。トシさんは妻のシャツを一気に脱がせ、首筋や耳たぶに唇を這わせながら下半身を妻の口元へと近づけていきます。それまで目を閉じていた妻が、瞼を上げトシさんの巨根へと視線を絡めます。一瞬うっとりとほほ笑んだような表情を見せ、ためらうことなく唇を被せました。妻が目一杯に口を開き、コーヒー缶ほどもある巨大な肉棒を頬張る姿は、二度目とはいえ凄まじいものがあります。私は一気に固さを増した愚息にゴムを被せ、妻の両足を開き、妻の濡れそぼった割れ目へと肉棒を突き刺しました。正常位での挿入は、前回と違い、妻のフェラチオする唇の動きや表情が数十センチ先に見てとれます。私が肉棒を送り込む度に、妻は巨根を咥えながら声にならない喘ぎを漏らし続けます。挿入して数分、或いは一分くらいだったかもしれません。私は早くも限界を迎えてしまい、妻が他人棒を咥える姿を凝視しながら放出しました。その瞬間、妻は眉間にしわを寄せ「むーーっ」と声になら
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部屋の温度が2.3度上がったような気がしました。気がつけば私は汗だくになっていました。二人同時の絶頂を迎えた後も、きつく抱き合い唇を絡めたままでいる妻とトシさんは、言うまでもなく全身が汗で光っています。おそらく一分はそのままの体勢でいたでしょうか。二人の激しい吐息が徐々に落ち着き始めた頃、トシさんから唇を離します。二つの唇は一筋の糸を引きながら離れていきました。「お風呂、入ってきますね」トシさんはそう言うと妻の体から離れ、全裸のまま浴室へと消えて行きました。少し頭を掻きながらだったのは言うまでもありません。妻は四肢をベッド上に投げ出し、露わになった胸やヘアを隠そうともせず目を閉じています。嵐の後の静寂。あまりに微動だしないので気絶しているのではないかと思ったほどでした。私は吸い寄せられるように妻の体に覆いかぶさり、夢中で妻の唇を求めました。初めは反応の鈍かった妻も、次第に息を荒げ、全身で悦び始めます。この時の私はおそらく嫉妬の塊だったのでしょう。妻の全身から香るトシさんのコロンの香りも、一層嫉妬心を掻き立てます。トシさんの触れた部分すべてを自らの手と舌で洗い流そうとするかのように、妻の舌を吸い、胸を揉みしだき、首筋に舌を這わせました。妻も手を伸ばし、私のペニスを握りしめました。これまで何度も放出しそうになりながらも堪えてきた愚息は、最近の記憶にないほど膨張し、先端からは透明な液が溢れ出ています。妻の手は、その液を肉棒全体に塗りたくりながら上下にしごき始めます。その卑猥な指使いに早くも絶頂を迎えそうになる私。急いで枕元のゴムに手を伸ばすと、妻が喘ぎながら意外な一言を発しました。「お願い。付けないで、直接入れて。」妻がどんな考えで突然そのようなことを言い出したのか。トシさんとの余りに濃厚な、恋人同士と見紛うようなセックスを、夫に見せてしまった罪悪感からなのか。それとも溺れるような快感の中で、より深い快楽を求めたからなのか。多分、両方だったのでしょう。そう考えた私は、無言で何もつけていないペニスを妻の中へと埋め込んで行きました。「ああー。」深く長い喘ぎを漏らす妻。「熱い」思わず私が口にしました。久しぶりに味わう肉壁の感触に、さらに愚息が膨張し始めるのを感じながら、ゆっくりと味わうように肉棒を出し入れさせました。身体を倒し、妻を抱き寄せます。「もっと、もっと突いて。」妻は先ほどトシさんにそうしたように、両手を首に回し、両足は私の腰に絡みつかせながら叫びます。私のピストンに合わせるように、妻も腰を打ちつけてきます。そのたびに妻の膣は収縮を繰り返し、私のペニスに絡みついてきました。我慢を続けていた私の愚息は、すでに絶頂寸前です。「ごめん、もう、イクよ。」「きて。ねぇ、一緒にイこう。」「出るよ、出る。どこに出して欲しい?」「あぁっ。あなたの。あなたの好きなところに出して。」「顔に、出すよ。飲んでくれる?」「かけて、いっぱい。飲ませて。あなたの。」勿論、妻の中に出すことを私の体は望んでいました。しかし、いくらめくるめく快感の波の中でも、それに身を委ねて前後の見境がなくなるほどには、私も若くはありません。「ああああっ。」二人同時に叫ぶやいなや、私はペニスを膣から引き抜き、妻の顔を跨ぎます。すかさず妻は愚息を握りしめ激しくしごきながら、口に含みました。「あああああっ。」ここで私だけが再度絶叫。空間に放出すれば一メートルは飛んだのではないかと思うほどの勢いで、私は精を妻の口腔へとほとばしらせました。妻は最後の一滴まで絞り取ろうとするかのように、口を窄め、肉棒を咥え続けます。本日二度目ですから、そんなに量は多くは無かったのでしょうが、妻は全てを呑みこむとペニスから口を離し一つ大きく吐息を吐きだしました。私は妻の体を抱き起こし、きつく抱き寄せ唇を合わせました。荒い息遣いの中、数分に及ぶ長いキスだったと思います。唇を離すと、妻は潤んだ瞳で私を見つめ返していました。この時ばかりは、正直企みを中断しようかと思い少し悩みました。しかし、体中で火照り続ける欲望の余韻が、その考えを打ち消してしまいます。「よかった。」「うん。私も。もう何回イッたかわかんない。」
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