貸し出しまで至りませんでした。
私は40代妻は30代の夫婦で子供も娘が二人います。
自分ではSだと思って家では妻を調教していました。
去年仕事先の関係者から隣県のSMサークルを紹介され嫌がる妻を無理に説得して二人で入りました。
私としては妻をショーや奴隷市場に出してベテランサディストに貸し出し等をしたかったのですが、今年になってコロナの関係で殆ど催し物が無かったのに先月の末に急遽少人数でショーをするので参加しないかとのお誘いがありました。
初めての機会でもありまた泣く妻を説得して出演者として参加させました。
会場は古い温泉旅館の宴会場でしたが、少人数とは言え観客は20人くらい、責められる女性も5人で司会者の進行も責めるベテラン会員のテクニックもさすがと感心させられました。
しかし私にとって一番感動したのは、改めて自分の妻の可愛らしさに気がついた事です。
参加した女性の中には妻より若い人もスタイルの良い人もいましたが、白いパンティ一枚で後ろ手に縛られて鼻から口を手拭いで隠された姿でステージに並ばされた五人の女性の中では私の妻がずば抜けて可愛いく思えました。
前日は家で泣き続け、旅館に着いた時も時折眼をハンカチで拭いましたが、ステージの上では眼を閉じてずっと下を向いていました。
その姿が可憐でまるで結婚前の乙女の時のようでした。
観客の中には露骨な言葉でステージの上の女性を批評する人もいました。
その中に妻を「なんだ、目立たないおばちゃんまでいるのか」と言った男がいて、私は思わず振り向いて睨み付けてしまいました。
ステージの上では妻は裸で曝されるだけで、鞭で責められたのは若いがいかにもその筋で慣れてるような女性だけでした。
ショーの後にその夜一晩の奴隷の競売が開かれましたが、私は自分の妻に高値をつけて競り落としました。
もっとも払ったお金は必要経費を差し引いて奴隷の所有者に渡されるのでそんなに損をしたわけでもありません。
それでも舞台から下ろされた妻は泣きながら私に抱きついてきました。
蛇足ですが、サークルの主催者の方から「貴方たちご夫婦は向いていませんね」と言われてしまいました。