時半頃、電話があった。妻の声が上ずっている。
「今、新宿の○○ホテルにいるの。電話番号は、・・・、ああん、いや!」
男に悪戯されているのかと思った。喘ぐように声が途切れ途切れになる。途中、泣くような声を出した。
男に貫かれ律動を受けていたのだ。
私以外の男に揺さぶられ張り上げる声を初めて聞いた。
妻はもう電話を切りたいと言ったが、私はそのまま続けるよう命じた。
「○○君、下から突き上げてくるの。ああ、すごいの、・・・ああああ」
私は下半身がジーンと痺れたようになり、一点に血液が集中していくのが分かった。
「ああー、オシッコ出そうになっちゃう。あああ・・・」
「オシッコ出ちゃう、ああ出ちゃう、出ちゃう、出ちゃうーーー」
ひときわ大きな悦びの声を出した。
電話の向こうで今、妻の身に何が起こっているのか。
オシッコを洩らすほどの激しい快感に身も世もなく乱れている。
ああ、なんてことだ。自分が望んだこととはいえ、これほどまでに妻がメチャクチャに犯されるとは。
妻は立て続けに絶頂に達した。
あまりの激しさに妻の体が壊れてしまうのではと心配になったほどだ。