「嶺生まや」
「彼氏を寝取られた経験です。③」
衝撃的な彼とママの姿を見てからというもの、私は茫然と過ごしていました。
私は気になっていました。
『今回も気づかないで終わる』
というママの言葉が。
そんなある日、
ママが数日間出かける事になり、私は決意しました。
「家中を探せばもっとなにか分かるかもしれない・・・。」と。
そしていよいよママが出かける当日。
私は早朝から起きてベッドの中で静かに過ごしていました。
ママが何か言って出かけていく音が聞こえる。
カーテンからソッと外の様子を伺い、ママが遠くに歩いて行く姿を見送る。
そこから私は一気に動きました。
ママの部屋を中心にいろんな所を捜索しました。
すると出てくる出てくる・・・たくさんの卑猥な写真やDVDなどの数々。
それらにはそれぞれに「○○年〇月〇日 ××君と」というようなタイトルがつけられていました。
衝撃でした。
それらに録画されていたのは、
私がかつて付き合っていた彼達の姿でした。
一番最初は私が中学生の頃。
当時付き合っていた同級生の男の子とママが映っていました。
ママは彼の横にピッタリくっついてソファーに座り、耳元でなにかささやきながら、
同時に彼の股間を触っているようでした。
しばらくすると彼は自らズボンとパンツを脱ぎ、
「マヤちゃんよりも、オバさんにしゃぶってもらいたいです!」と言い、
ママにフェラされていました。
しばらくすると彼はママの口に発射し、2人は寝室へ。
その後も帰り際にキスするところまでしっかり録画されていました。
最後には、
「まやちゃ~ん♪ママ、まやちゃんの初彼氏の童貞もらっちゃった~♪ご馳走様ぁ~wこれからもドンドンまやちゃんの彼氏くん達もらうからよろしくねぇ~♪」
などと言っていました。
その後、
彼が徐々に純粋でウブな中学生の男の子から、
ママ好みの淫乱で変態な男の子に代わっていく様子もすべて録画されていました。
そして、
「今日、まやとは別れてきました!だからこれからは女王様に一生懸命つくします♪」と言っていましたが、
それに対してママは、
「え、なぁに?まやとはもう別れちゃったの?なぁ~んだ。もうちょっと遊べると思ったのにつまらないわね。私ね、まやの男を奪ってやりたいだけなの。だからまやの彼氏じゃなくなったアンタなんか興味ないの、二度と来ないで、連絡もしないで。連絡してきたら家に写真やDVD送ってやるわよw」
などと脅しており、
彼は泣きながら「なんでもします!もう女王様じゃないとダメなんです、捨てないでください!」などと言っていましたが、
「しつこいガキねぇ!今からあんたの親に電話してきてもらうから!!」と言い放ち、
彼は泣きながら去っていき、それで終わったようでした。。。
衝撃でした。
彼が徐々によそよそしくなっていった理由も、突然フラれた理由も、そういう事だったのかと。
そしてそのあとも、
私の歴代の彼氏達は同じようにママに誘惑され、
時には強引に関係を持たされ、
アブノーマルな性癖を仕込まれて調教されていました。
中にはママの名前のタトゥーを入れて、
「〇〇女王様専用性処理奴隷」などとタトゥーを入れてる彼もいましたし、
乳首を肥大化させられピアスをつけられたり、
尿道拡張調教されて尿道がガバガバになっている彼までいました。
その他には、
ママの命令に忠実な豚と化している彼もいて、
パンツを履いたまま射精させられて、
ドロドロに汚れた自分のパンツを舐めたり、被らされたりしている様子、
残飯のような食事の上に射精させられて、
それを犬のように「美味しい」と言いながらチンチンを勃起させながら食べさせられてる姿なども・・・。
それ以外にもママによって女装させられた彼が女子トイレに連れ込まれて、
「女装した変態が女子トイレで変態行為してるってバレたら大変ねぇ♪」なんてささやかれながらされている映像などまで・・・。
挙句、
私との待ち合わせ直前に彼を犯して、
私が公園のベンチに座って待っている姿を遠くから撮影しつつ、
彼を犯し、
彼のアナルと尿道に玩具を入れて、
チンチンには男性用の貞操帯を付けて私と合流させたり・・・。
プレイ以外でも、
映像を撮りながらカメラの前で私に電話させて、
「ゴメン、今日ディズニーランド行く約束家の都合で無理になっちゃった・・・。」と断らせておいて、
そのまま自分は彼を連れてディズニーランドにデートに行っている様子などもありました。
そして映像では度々、
「まや、コレいつ見るか分からないけど、あんたの彼氏は全部私が寝取って調教してるから。デートも私が変わりにしてあげてるからね♪これからの彼氏も全部寝取ってやる!」
とか言っていました。
私は中学の頃の一番最初の彼氏から最後の彼氏まで、
全員を知らないところでママに寝取られ、
私の彼達は変態調教を施されていたんです。
そしてママは映像の中で度々、
「まやの奴・・・あの女絶対許さない・・・!私の方がモテるしイイ女なのよ!あんたの男も全部奪って変態に調教してもとに戻れなくしてやる!!」
などととも言っていました。
そして、
私がプレゼントした誕生日プレゼントなども毎回、
映像に撮りながら粉々に破壊したり、燃やしたり・・・。
私の写真を「ブス!ブス!!」と言いながら踏みつけてボロボロにしたり、
とても私の知るママとは思えない姿ばかりが映っていました・・・。
ママは、
子供だった私が年頃になって可愛くなり男の子からモテたり、
大人の人からも「まやちゃん可愛くなったねぇ♪」などと言われるのに比べて、
自分は歳を取っていき、
「カワイイ」とか「綺麗」とか徐々に言われなくなっていくのが悔しくなり、
「まやがいるせいで!!」と思うようになっていったようです。
準備が終わったので近々私は家を出て、ママとも縁を切るつもりです。
いろんな映像を見せられて、衝撃すぎて・・・私も壊れてしまいました。
私も彼らのように壊れてしまえば、全部忘れて快楽だけに溺れて生きていられるかな・・・って。
彼らのように性処理奴隷になって快楽の事しか考えられなくなったら、
今までの事なんかどうでもようなるから。
あの人がそう教えてくれたからそうします。
二度と元に戻れない身体、精神に壊してもらいます。
私が壊れて、使えなくなっても便器として面倒見てくれるっていうの。
だからまやっていう人間をやめます。
あの人のところへ行くね。
たぶん文章とか書いたりするのはこれで最後。
好意的な目で見てくれた人、
優しいコメントくれた人ありがとう。
こんな価値のない女の過去の経験を優しく読んで見守ってくれて嬉しかった。
私という人間の女の子の人生の最後に優しくしてくれたあなたたちの事だけは忘れたくないと思います。
ありがとう、さようなら、嬉しかった。
愛されたかった、普通の女の子として幸せになりたかった。
誰にも人間としては愛されてなかった人生でした、バイバイ。
【佐山 梓】