結婚して8年になりますが、31歳になる妻の不倫現場に遭遇してしまいました。
あの日、うちのチーフがきょうはもう解散しようと言い出さなければ、ぼくは知らなくてもいいことを知らずに済んだのかと思うと、少し胸が痛みます。
妻はぼくの一個下で、天真爛漫な二児の母です。家にいる時は細い黒縁のメガネで、茶髪をポニテに結って、くびれのある安産型のお尻をプリプリ揺らして歩く色白で可愛い女です。高校のときお互い違う高校の陸上部で、2年の県大会中に共通の友人を介して知り合い、社会人になってから妻から想いを伝えられ同棲、すぐ孕ませて結婚しました。
早く帰ると妻に連絡をするつもりが、たまたま昼前に携帯の充電が切れていました。車で充電するかなと呑気に考えていましたが、結局充電コードも枕元に忘れてきていたのでお手上げでした。40分弱で家に帰れるので、まあいいかと会社を出たのです。
午後2時半ころに帰宅。ただいまと言うまえに、ぼくは異変に気付きました。綺麗に磨かれたトリコロールのエアマックス97──それも明らかに男のサイズ──が土間に並んでいたのです。ぼくはハッと息を飲みました、最悪な予感がしました。来客ならリビングにいるはずですが、廊下の奥から音は聞こえません。
トイレにも、ダイニングにも妻の姿はありません。椅子の背もたれにはアウトドアメーカーのダウンジャケットが掛けられていました。キャメルと黒のモデルで、180cmくらいの背丈が着るようなサイズです。ということは男物。
まさかうちの家内が…と物凄い不安に襲われました。8年間一切不貞はなかったはず、およそそんな行為とは無縁の良妻だ、何かの間違いであってくれ…と。
二階から若干、かかとをつくような音が聞こえたような気がしました。年子の子供達はまだ学校のはず、まさか……と、気付けばぼくは忍足で階段を上がっていました。その時点で内心もう妻の不貞を確信していました。でなければ、無意識のうちに忍足になったりしません。
寝室のドアの前で、ぼくはすぐ息ができなくなるほど苦しくなり、立ち尽くしました。向こう側から聞こえてきたのはワイドショーの音声、そして妻と同じ甘い声と、知らない男の息遣い。
激しい吐息に混じってぴちゃぴちゃと、恐らくキスをする音でした。
「んん、んう~…」
「すげ…あったか、すげえやわらかい…」
「だめえ……だめ~、指だめ、いく、いく、いくう…」
「え、もういくの? すげ~、いっちゃえいっちゃえ…」
ふたりの生々しいやりとりが聞こえ、強い動悸に苦しくなったぼくはその場にしゃがみ込み、動けなくなってしまいました。
──この声は明らかに妻だ! 妻が知らない男に手マンされている!
「ああん…いくぅ……アァ…」
妻のだらしない呻き声、イッたのでしょう。妻はイクとき腰をプルプルさせ、背筋を悶えてやらしく呻きます。男の指で快楽に達する妻の姿が容易に想像できました。
──相手は、相手は誰だ。
「締め付けヤバイ…奥さんのオマンコすっごいよ、今までで一番トロトロ……旦那さんが羨ましいわ…」
「アア~~、まだ、ああイク…」
「もっとイッて…◯◯さん、もっとイッて…」
「いくう、いくいく………」
男の声は若く、大学生を連想させました。
呻き声は長く続き、ぴちゃぴちゃぴちゃと滴るオマンコ汁の量も増えたようでした。
──もう妻のオマンコは、この謎の男のチンポを迎え入れる準備ができている。ふたりは一線を超えるのだ……。
ぼくは、情けのないことにいつのまにかカチカチに勃起していました。激しい興奮を感じると同時に自分に絶望していました。
いてもたってもいられなくなり、静かにノブに手をかけ、引き戸をほんのわずかに開け、寝室を覗きました。
見慣れたベッドの上には一糸纏わぬ白餅肌の妻と、同じように全裸の、柔らかな色合いをした金髪の見知らぬ若い男──というよりは大学生風の男の子──がいました。妻はその腕を綾野剛によく似たイケメンの背に回し、男のあぐらの上で白い腰を痙攣させていました。
太腿の奥でゆっくりうごめく男の逞しい手は、妻のオマンコをぴちゃぴちゃと鳴らし続けています。
男は妻のうなじを撫でながら「いっちゃえ、いっちゃえ…」と囁きます。しがみついてぶるぶる震える妻の顔は上気しており、呻きながらイキまくって、女の悦びにどっぷり浸っているようにしか見えませんでした。
ぼくは、まるで妻が出演したAVでも見ているかのような錯覚に陥っていました。
「◯◯さん、エッチしよ…」
妻を名前で呼ぶと、金髪の男は妻のオマンコをいじっていた手でチンポをしごきだしたのですが、そこでぼくは目を疑いました。パンパンに膨れた男のチンポは、モンスターエナジーの缶のような大きさと太さだったのです。
──たのむ、拒否してくれ…!
ぼくは歯が鳴りそうなのを必死に我慢しながらそう願っていました。が、盛り上がった妻はトロンとした顔で「ゴムして…」と返します。
──ああ…! エッチさせるのか…!?
男は妻をベッドに横たえ、自分はM字開脚でしゃがみ立ちました。妻の白い太腿をむんずと鷲掴みにしてマンぐり返しをさせると、長大なチンポを突き出し、ヌルヌルとオマンコ汁で照り返しているであろう妻のワレメに亀頭を当てがったようでした。ちゅぷぷ、と水音がします。
──うそだろ! ゴムしろよ!
絶望のどん底のぼくは、もう避妊を願うしか術がありませんでした。いま出ていけば止められる…と思いましたが、一歩が踏み出せませんでした。
男はそのまま、両手で妻の膝裏を押さえたままチンポだけをオマンコに沈めていきます。
「◯◯くん、ゴムしてえ…」
妻がくびれをイヤイヤとくねらせて形だけの抵抗を見せますが、男はそれを無視して腰を沈めはじめました。ぬぷぬぷと柔らかいヒダ肉を掻き分けて膣壺に沈んでいくチンポに妻は「アァァ~~~…」と喘ぎながら足の爪先をピン!と伸ばし、シーツを握り締めました。挿入だけでイカされたようで、妻の理性はほとんど陥落したと感じました。妻はチンポが入ると途端にくにゃくにゃになってしまって、なんでも受け入れてしまう女です。
「はあん、これ、おっきい~~~…」
「あぁ、イイ~~……」
妻の濡れそぼった蜜壺にチンポを沈めきり腰を密着させた男は、まるで熱い湯船に浸かったような悦びの声を上げました。「オオオ~……すげえ…」と唸りながら密着させたままの腰を小さくクネクネさせます。なにせそのオマンコには昨日ぼくのチンポが入ったばかりですから、ぼくはその強い快楽を感覚を容易に想像できました。
妻のオマンコは名器です。いままでぼくがエッチしたどんな女の子よりも熱く、トロトロになる膣壺は肉の粒が立っていて、エッチする相手のチンポをじんわりネットリ包み込みます。チンポを挿れている間はオマンコ汁が分泌されっぱなしで、妻が喘ぐと熱々の膣壺もウネウネと脈動し、激しい射精を促すのです。ナマで挿れれば、甘い声と強い刺激で自然とザーメンが漏れ出します。それは8年間連れ添った夫であるぼくが一番よく知っていることでした。
「ああ…奥、おく深いィ~~…」
「深いでしょ、イイでしょ、好きでしょ、このチンチン…」
「だめだめだめ……ゴムして、抜いてえ…」
「旦那さんのよりイイでしょ…」
「だめ、いっちゃう……あイク…イクう」
「ああ、◯◯のオマンコすげ…」
男のほうは腰を動かしてもいないのに、妻はぶるぶる震えてイキまくります。いま妻の膣壺は男のチンポをしっとりと包み、心地いい圧力でにゅるにゅる、ウネウネと揉んでいるのです。快感が強いのか、男はぶるぶると震えて「アア~…イイこれ……オォ~…」と低く呻きます。妻の脚を肩にのせ、ベッドに手をつき妻の唇をむしゃぶりはじめました。グリグリと膣壺の奥にチンポを押し付けられ、妻の白い腰はだらしなく痙攣しっぱなしでした。
「ゴムして…ゴム…ねえ◯◯くんお願いぃ…オチンチン抜いて、ゴムしてえ…」
「ごめん、むり、気持ちイイ…」
男が腰を引くと、膣肉をめくり上げながらヌラヌラと光るチンポが姿を現します。それが快感なのか、妻は呻きながら「ダメ~~いく…動かさないで…」とイヤイヤ悶えました。「じゃ、やっぱりこのままナマ…」と呟くと、男はカリまで抜いたチンポをゆっくりと沈めます。「ナマだめ、ああ…、イク、いっく……んんんぅ…」と爪先を伸ばして痙攣しました。
妻は完全に若い男に征服されていました。ぼくではあんなに良がりません。
──妻はずっと、心のどこかでは大きなチンポを求めていたのか? いままで満足していなかったのだろうか?
──この若い男の子は何者なんだ。妻とどういう関係なんだ?
──そもそも、妻はどうしてオマンコまで許したんだ??
疑問ばかりがぐるぐるとぼくの頭を巡っているうちにも、男は妻のオマンコに腰をゴリゴリと押し付け続けていました。妻はひたすらイキ続け、涙を流して「アアウ~…」と喘ぎますが、すぐまた唇を塞がれます。「ふう、ふう…」という舌を絡め合うふたりの激しい吐息と、腰を押しつけ合うぴちゃぴちゃという生殖行為の音が寝室に響いていました。
「ああイイ~~…、◯◯、◯◯…」
男は快楽に負けたような、少し上ずった声で妻の名前を呼び、唇を吸い何回も舌を絡めて唾液を交換します。もはや妻は拒む素振りもなく、男の唾液を受け入れてごくりと飲み込んでいました。
そこに不貞と無縁だったはずのぼくの妻はいませんでした。ただ発情したオスとメスが交尾する光景だけが、ぼくたち夫婦の寝室にあったのです。
男はしゃがみ立ちのまま妻の尻を両手で掴むと、揉みしだきながら腰を引き、ゆっくりピストンを始めました。
「あっ、イク…あぅ、イク、いっく、う、ぅ…っ」
艶かしく光る男の生殖器がゆっくり、ズポズポ出し入れされるリズムで妻が低く喘ぎ、2、3回のピストンに1回ほどの具合でオマンコがイクことを繰り返します。カリまで抜くとぽこっ、と充血したオマンコの肉ヒダがめくれて、男の硬そうなチンポに吸い付くのです。
──妻はもう、ああなっては何も拒めない。この男はハナから避妊する気などない…!
ぼくは妻と男の事情をしばらく、食い入るように見つめていました。
やがて体勢が崩れて正常位になり、ピストンはゆっくりなまま力だけ強くなっているようでした。ぱちん!ぱちん!ぱちん!と妻の柔らかい腰肉を打ちつける音が大きくなっていきます。揺れる妻はピンと爪先を伸ばした足を男の背で組み、艶めかしく快感に喘いでいました。
「あン、ン、きもちい…、すごいぃ~…!」
「ふっ、ふう、ふう…!」
男の呼吸も激しくなり、射精が近づいているんだな…とぼくは感じ取りました。男は明らかにザーメンを膣壺に放つ気でいます。がっちり妻の身体を掴み、揺らし、唇を離さずチンポをピストンしていました。
妻の生理は4日前に終わったはずです。いま中出しされたら、この男の子供を妊娠する可能性は十分にあります。
しかしもう、妻には抵抗する気はないようでした。お互いの生殖器を快感のまま交尾させ、妻のオマンコは男の射精を促すようネットリと潤っているのでしょう。いやらしい音を立てながらゆっくりと、力強くピストンが続きます。もう、ふたりの行為は恋愛のなかのエッチではありませんでした。愛するパートナーとの子作りです。
「アア、ザーメン登ってきた…」
男が鼻息混じりに妻に囁きます。これからする行為を思ってゾクゾクしているのでしょう、ピストンはさらに強くなり、ばちゅん、ばちゅんと腰を打ちつけます。
「アア~…ザーメン出る、出る…」
「おまんこイク、んんぅ…」
「ア~~…出る~ッ、オッ、オ~~…!」
チンポがもっとも深く沈んだ位置でピストンが止まり、気持ちよさそうにぶるぶると痙攣する男の背中。チンポの付け根がびく!びく!と脈動したのが見えます。
おそらく、妻の膣壺の中で思いっきり射精を始めたのです。
「はあ~~ん…! あ~、うっ、うぅ~……」
妻の表情は男の背中の向こう側で見えません。が、今まで聞いたことのないような甘い甘い声を上げています。妻はいま、精一杯オマンコの肉ヒダを脈動させて、若い男の放つザーメンを搾り取っている。濃い他人ザーメンが、妻の子袋にぶち撒けられている…。
「おっ、お、お~…キモチイ~……」
男は射精の快感に震えていました。深くチンポを沈めたトロトロの膣壺はオマンコ汁でちゃぷちゃぷ満たされており、あったかい肉ヒダに包み込まれ、にゅるにゅる扱かれているはずです。ぼくのチンポでは到達しないコリコリの下にある膣壺の底が、男のチンポの亀頭をしゃぶりつくしている。
やがて長い射精が止まると、ふたりはチンポを挿入したまま舌を絡め始めました。ちゅぷ、ちゅぷ、ふう、ふうと男女の息遣いが聞こえる中、ぼくは家を出ました。怖くなってその場から逃げました。
数年ぶりに一人で入ったマックで時間をつぶし、その日の夜19時頃にあたかもいま帰ってきたかのように帰宅しました。もう土間にエアマックス97はなく、代わりに子供達の靴がありました。いつもの我が家です。
「おかえり~~、お風呂沸いてるから」
妻がパタパタとダイニングから出てきました。いつもの妻です。数時間前、他人と子作りしていたようには見えませんでした。
とにかく、興奮を収めるためにすぐに妻とエッチしたい気持ちでいっぱいでした。
23時ころ。子供らが寝静まった後、ベッドに横になったぼくは、眠掛けの妻の尻からパンティをひっぺがし、パンパンになったチンポを尻肉にあてがいます。
「ん…したいの…?」
うん、と言うと妻は少し考えたあと、無言で尻を突き出して、手で尻肉を広げてチンポが入りやすい体制をとってくれます。
暗いから、もしあの男のザーメンが漏れてきても、ぼくにバレないと思ったのでしょうか。泡立ってしまえば、ザーメンなのかオマンコ汁なのかは分かりません。妻は証拠隠滅をするつもりのようでした。
金髪の男ほどではありませんが、ぼくもチンポが小さいわけではないのです。16センチほどのチンポで、妻のオマンコのワレメをなぞります。
すでに膣壺の入り口は熱く、ヌルヌルしています。しっかりザーメンの臭いが上がってきました。あの男のザーメンです。指でワレメを広げ、トロトロの肉ヒダの奥へ指を入れると……ドロリ、と大量の液体が溢れてくるのを感じました。オマンコ汁とは明らかに違います、ものすごい量です。まだ膣内に残留しているのです。
──こんなに濃いなんて。妻は受精しちゃったのだろうか。
なぜかゾクゾクしてきて、「なんだかザーメン臭いな」と言ってみました。すると妻の肩が小さくびく、と跳ねました。「臭う…? ごめんね、今週おりものが多くて…」と誤魔化します。
妻はチンポに手を添え、しごきながらオマンコの口に先端をあてがいます。ヒクヒク膣口がチンポを迎え入れて、たっぷり詰まった男のザーメンを掻き分けながらぼくのチンポが妻のオマンコに沈みます。
「はあん、きょう、中でいいから…」
普段なら喜ぶその言葉でしたが、ぼくはもう違った意味にしか捉えられませんでした。