地味な女と結婚した。
乗り気じゃなかったが、断れない相手からの紹介だった。
妻は俺が初めての男だった。
顔と性格は地味だったが、体と感度と反応は良かった。
それでもその地味さが俺は嫌だった。
ある時、ちょっと悪い付き合いの知り合いに妻のことを話したら、金を払うからやらせてくれよと言われた。
酔っていた勢いもあり、そのまま家に帰り、男と妻をやらせた。
妻は嫌がっていたが、夫の俺がいっているんだからと無理矢理言うことを聞かせた。
興奮した。今までにないくらい興奮した。
同時に、初めて妻が愛おしく思えた。
自分の妻に俺は何てことをしたんだ、という後悔も感じた。
それが混ざって、もっと興奮した。
以来、毎週のように他の男に妻をやらせた。
10代から60代まで、数年で妻の経験人数は40人を超えた。その後も増えて、最終的に何人になったかはわからない。
息子と娘がいるが、2人とも俺の子じゃないと思う。確認はしていないが、俺には似ていない。
それでも妻はありがとう、と言って息を引き取る、こともなく、アラカンの今でもセフレが2人いるそうだ。
俺も他に女がいたこともあったが、もう面倒臭くてここ10年くらいは風俗ばかり。妻ともしている。あの地味だった女が、今ではいい歳して派手な下着を付けて他の男とセックスしていると思うと、やっぱり興奮する。