「鬼畜な生活」の続きになります。
お互いが襲を付き合って生活をしている夫婦でしたが、6月の
その日を境に大胆な発展になっていきました。
擬携帯の健二(私、夫)に、嫁から単身赴任中の居る家から戻って来た
連絡を受け、完全に私は健二に成り切り知りたかった事をぶちまけました。
「おかえりなさい。 生活はどうだった?」 「楽しかったよ。 もう
嘘は辞めようかなって思って帰って来たけど、帰る途中に気持ちに変化があって
今の自分の欲望に負けてしまいそう。」 「折角なんだから解放したらいいよ。」
私は、悪魔の言葉を投げかけました。 「応援してくれているの?」
「応援というか、マユミさんの話をもっと聞きたいからかな。」
「分かった。 健二さんには、もっと正直になるね。」 「よろしく。」
単身赴任先の私との生活をすべく、予定の期限で本当に退職をした嫁。
しかし、これから先の仕事はどうするのか? 疑問というか、どうするのかを
知りたかった。 私は、確認しました。
「本当に退職はしたの?」 「退職したのは事実よ。」
「けど、今から仕事は?」 「厳密に言うと、退職はしたけど嘱託として勤務するの。」
「そうなんだ。」 「そうなの。 流石に無職はダメでしょ。」
私は色んな立場と意味で安心しました。 私はこれからの事に着いて質問しました。
「新しいスタートを切ったと思うけど、これからどうするの?」
「まだ分からないよ。 こうなってみると気持ちが冷めてしまって…」
「いいこと有るといいね。」 「そうだね。」 こんな会話で新しいスタートを切りました。
とは言うもののお互いに何の変化(進展)も無いまま8月になりました。
先にお伝えするとしたら、進展が無いと思っていたのは私だけでした。
それは、8月の盆休みに帰省した時に知る事となりました。
帰省する理由も有り、私の方が先に盆休みとなりました。
帰省後は、翌日も嫁は仕事でした。 そんな嫁の留守を見計らって数ヶ月振りに嫁の
日記に目を通しました。 そこで、初めて知る出来事が書かれていました。