覗き見たスマホの画面には、ラブホテルのベッドの上で下着姿の葵がいた。
俺が買ってあげた黒いブラにTバック。薄暗い部屋の中でも葵の色白な肌が際立っていた。
勿論それだけな訳もなく、ブラを外しても殆ど形が変わらない美乳。引き締まったくびれの下に、小ぶりではあるが全く下がっていない美尻が惜しげもなく晒された写真が10枚以上あった。
いつも見ている葵の身体がその時は異常にエロくて美しく見えた。
他にも葵が男の肉棒を頬張っている写真や、
あとはブレててよくわからないがおそらく正常位で繋がっているであろう写真もあり、俺は興奮以上に頭がクラクラして胃が痛かった。(昔、大学受験に失敗した時と同じ感覚だった笑)
最後に動画が一本あった。
少し悩んでから再生すると、男の腰の上に葵が跨っていた。
いわゆる騎乗位のスタイルで、息を切らした葵が前後に腰をグラインドしている。
葵「はぁ…はぁ…凄い気持ちいぃ…」
心の底から滲み出る様に呟いた。男は無言だったが気持ちよさそうな息遣いが聞こえた。
徐々に葵のグラインドは激しくなっていく。
葵「はぁ…あん暖、あ、あぁん!…はぁ」
激しくなるにつれ、葵の喘ぎ声もどんどん大きく、大胆になっていった。
葵「あ、はぁん暖、男君のチンポすっごい!はぁ暖…はぁ暖…凄い大きくて気持ちいぃ暖」
フェラの写真でも思ったが、確かに男のチンポは大きかった。
葵が腰の動きをグラインドから上下の動きに切り替えた。
葵「はぁ暖ぁん暖、男君、凄いよぉ暖」
普段は比較的冷静な葵のギャップに興奮したのか、男はおそらく手で持っていたスマホをベッドに立て掛け、両手で葵の腰を持って激しくピストンを始めた。
葵「あぁぁぁぁ!ヤバい!はぁぁぁん!待って!ヤバいヤバい!」
さっきまで可愛く喘いでいた葵だったが、デカチンの下からの突き上げに我を忘れている感じだ。
葵「あん!あん!待って待って!ヤバい!イく、イッちゃうから待って!…あぁぁぁぁ!」
葵は胸を上下に激しく揺らしながら絶叫するが、男はピストンを止める気配はない。
葵「凄い!イく!イッちゃうぅ!はぁぁぁぁん!!」
一際多きく喘いだ後に、仰け反ってビクッビクッと何度か痙攣した後に前にくたぁっと倒れ込んだ。
葵が完全にイかされた所で動画は終わっていた。
俺のチンポはギンギンだったが、こんなに他人の手で乱れていながら何食わぬ顔で帰宅した葵に対して、怒りや悲しみ。そして興奮が入り混ざって頭がどうにかなりそうだった。
しかし葵が風呂から出てきた時にどうするべきか、どうにか冷静になって考える事にした。
その中でも一番強かったのは男に対する怒りだ。
今からぶん殴りに行こうか?婚約者にバラしてやろうか?
男にどうやって仕返しをしてやろうか考えていたが、俺のセックスが最近マンネリ気味だった事が頭をよぎると、自分自身への情けなさも入り混じって涙が出そうだった。
そんな事を考えている内に時間が過ぎ、葵が風呂から出てきた。
ぼーっと突っ立ってる俺を横目に葵がスマホを手に取る。ラインを見られた事に気付いたのか、目が若干見開いた気がした。
「ご、ごめん。ライン見ちゃった…」
俺は何故か謝ってしまった。
葵「…ラインだけ?」
とっさに頷く。
葵「もう!そんな怪しいモノはないよ!」
何言ってんだこいつ?と思ったが、俺がラインしか見ていないと思ったんだろう。
葵「2度と見ないでね!」
と怒って寝室に向かってしまった。
怒りたいのは俺だったが言葉が出なかった。
それから俺は仕事も遊びも手に付かず、葵を抱く事ができなかった。それどころかオナニーもできなくなりEDの心配もしてた。
葵に対する気持ちは変わらなかったが、どう接していいのか分からずギクシャクしていた。
2ヶ月ほど経って、俺が何も言わない事に油断したのか葵がスマホを置いて席を外した。
この2ヶ月間、俺と全くセックスしていない葵が一言も不満を言わない理由はもう分かっていたが、俺は再びスマホを覗き見る事にした。
今回は迷わず写真フォルダを開いた。
そもそも男は何故、葵のスマホで撮影したのか疑問だったが葵なりの拡散防止なのかも知れない。
それとも自分で厳選してから男に送ろうとしていたのだろうか。
予想していたので驚きはあまりなかったが、開いたフォルダには葵自身の画像と動画が大量に保存されていた。
勿論大半はハメ撮りだったが、中には第三者が撮影している様な写真もあった。
信じたくなかったがすぐに理解できた。
葵は3Pをしていた。