下の子供が小学生になって1年過ぎた頃から、女房の様子がおかしいのに気付き始めた。
2度の出産を経て37歳になっても、女房は若々しさを失わず綺麗だった。
その女房が浮気しているような気配なのだ。
興信所に依頼して調査したら、女房は毎週火曜日の午前中に裏のお勝手口から若い男を引き入れていることがわかった。
そして、その男が家に入ると、六畳の客間の縁側のカーテンが閉められることから、興信所から客間へ隠しカメラを仕掛けるように言われた。
隠しカメラには、女房と間男の情交の一部始終が映っていた。
間男に乳房を揉まれて吐息を漏らす女房。
仰向けで間男に両足を広げられ、肉ビラをめくられ恥ずかしがる女房。
間男に肉芯を舐められ、喘ぎながら間男の不貞肉棒を咥える女房。
勃起させた間男に股がって、乳房を揉まれながら腰をクイクイ振って喘ぐ女房。
四つん這いでヒクつく尻穴を間男に見せながら後ろから不貞肉棒を捻じ込まれて喘ぐ女房。
大股開きにされて不貞肉棒を出し入れされながら喘ぐ女房。
間男のピストンに合わせ腰振る女房。
抱き合って唇を重ね、獣のようにお互いの肉体を貪り合う間男と女房。
引き抜いた不貞肉棒からほとばしる精液を全身に浴びる女房。
なぜだろう、悔しくなかった。
なぜだろう、興奮していた。
なぜだろう、勃起していた。
その夜、間男に抱かれて喘いだ女房を抱いた。
ほんの10時間前に俺以外の肉棒が挿し込まれた肉穴を舐めた。
ほんの10時間前に俺以外の肉棒が挿し込まれた肉穴に肉棒を挿し込んだ。
あの男より感じさせてやる、あの男より喘がせてやる、乳房よ揺らして喘ぐ女房を見て、やっと悔しさが滲み出た。
嫉妬の意味を噛み締めた。