妻の秘密のもう一つの顔を知ってしまったが私は妻に何も言えなかった。この話は私が働いてる日中から始まった。
それは妻の明子が買い物から帰り台所で晩御飯の準備をしている時に起こります。普段は鳴らない明子のスマホが鳴ります。明子は私からだと思って電話に出たが相手は南署の警察官だった。息子の貴司が痴漢で捕まったと言う知らせだった。
さぞや明子は電話の前で絶句しショックだった事は私には容易く想像が出来た。母親としては息子を信じたいだろうし最後まで信じてあげたいと思うのは自然な事だった。明子は身元引き受け人として南署に駆け付けると警察官から意外な事を言われた。
警察官は「息子さんが……認めて自白しないと会う事も帰る事も出来ませんよ」と明子に告げたのだ。息子の貴司はまだ罪を認めていなかったようだ。明子は警察官に「どうすれば…帰して貰えるですか?」と聞いた。すると警察官は「息子さんは初犯だから認めれば書類送検されて軽い罰金で済みますよ」と告げられた。
逮捕されると弁護士しか面会が出来ないのだ。どれ程、明子がバタバタと駆けずり回っていたのかは想像が出来た。息子と接見した弁護士は明子に「…申告罪だから相手が訴えを取り下げたら息子さんは直ぐに釈放されますよ」と明子に告げた。
当然、明子は「何もわからないので先生に全てお任せします」と弁護士に応えたが、明子は担当の弁護士が何処か信用が出来なかった。それは弁護士が事務的で示談の方向でとお金の話しかしなかったからだ。俗に言う明子はまだ「うちの子に限っては」と出来事が信じられなかった。
だが現実はパニックになった明子の頭が冷静になる時間を与えなかった。無実でも息子が認めてしまったら、きつい取り調べに告白してしまったらと気が焦り気が気でなかった。
明子は身も知らずの相手側の被害者の自宅の前に立つと、弁護士が「私が全て話しますからお母さんは何も言わなくて良いですよ、低姿勢で息子さんが帰る事だけを考えて下さい」と言った。「は、はい」被害者は娘さんだろうか?明子には会ってくれなかった。
弁護士、明子と相手側の旦那さんの三人で話しをした。何もわからない明子はどんな状況だったのか聞きたかったが、同性として私に娘がいて痴漢に合えばと心情的には複雑だった。せめて直接謝りたいと思いながらも唾を飲み込んだ。何も悪い事もしていないのに情けないやら……旦那さんの顔も直視出来ないほど頭を垂れた。息子はもっと辛いのだとハンカチを握りしめた。
話し合いが終結しそうな頃だっただろうか?弁護士がトイレに席を立つと旦那さんが高圧的に口を開いた。明子はまだ頭を垂れている「……はい、わかりました……訴えを取り下げて貰えるなら……」と明子が言った
時に弁護士が戻って来て「和解で良いですか?取り下げて貰えますか?」と言いながら素早く書類を片付け始めた。
被害者宅を出ると弁護士は「急いで書類を作成しますからお母さんは8時に南署に来て下さい」と言うと明子は一気に肩の力が抜けた。弁護士は「もう安心して下さい。それじゃ急ぎますので」と頭を下げて去っていった。
弁護士と別れると直ぐに弁護士と入れ替わるかのように被害者の旦那さんが家から出て来たそうです。明子と旦那さんは駅へと向かいながら途中で、旦那さんは明子に「当事者でないと被害者の気持ちはわからないんだ」と言ったそうです。
明子は駅で「本当に……」と言ったそうです。すると旦那さんは「約束は守るよ」と言ったそうです。
明子は電車に揺られながら……明子のスカートに手が触れると……スルスルと明子のスカートが捲れ上がったそうです。旦那さんは何の躊躇もなく明子のスカートの中に手を入れた。明子はビクッ!っと肩を窄めると
車内の手摺を掴んだ。明子は「息子の為に仕方がない」と自分に言い聞かせた。
ですが旦那さんの手は明子に容赦がなかった。下着の上から明子のお尻を撫で回しパンティーラインに沿わせるかの様にパンツの中に手を入れてきたそうだ。旦那さんの指は明子の割れ目に沿って撫でられ、明子はアソコを弄り倒されていたのだ!私が妻に拒んだり抵抗したり何もしなかったのか?と問い質すと明子は「旦那さんに膝と膝の間に足を割り込ませられ、私は旦那さんの膝の上に座るような体勢だったの」と応えた。
私は、私の目の前で正座する明子のモジモジする態度を見て旦那さんに触られただけではなく指を入れられてるなと直感した。明子は話してる間、顔を一度も上げず私と目を一度も合わせなかった。どうせ私が聞いたところで明子は正直に応えないだろうと私は明子の話を聞く事に徹した。